AI用語集・AIに必要な数理・統計知識

確率変数とは

かくりつへんすうrandom variable

  • シラバス 技術37
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題2問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

確率変数とは、サイコロの出る目のように、試行の結果によって値が決まり、どの値(または値の範囲)をとるかの確率が定まっている変数のことです。

くわしく

確率変数は、やってみるまで値はわからないものの、どの値がどのくらいの確率で出るかは決まっている量です。サイコロを振って出る目、1日に来る客の数、明日の最高気温などが例です。数学的には、試行の結果の1つ1つに数値を対応させる関数として定義されます。ふつうは大文字のXで確率変数そのものを、小文字のxでそれがとる具体的な値を表します。

計算例

コインを2回投げて、表が出る回数をXとします。結果は「表表」「表裏」「裏表」「裏裏」の4通りで、どれも確率は1/4です。Xの値ごとの確率は次のとおりです。

  • X = 0(裏裏):1/4
  • X = 1(表裏、裏表):2/4 = 1/2
  • X = 2(表表):1/4

合計は1/4 + 1/2 + 1/4 = 1です。このように、確率変数の値ごとに確率を割り当てたものを確率分布と呼びます。

離散型と連続型

  • 離散型:とる値が0、1、2…のように飛び飛びで、数え上げられるものです。来店客数や不良品の個数などが当たります。値ごとに確率を考えます。
  • 連続型:身長や待ち時間のように、ある範囲のどんな値もとりうるものです。ちょうど1点の値をとる確率は0になるため、「170cm以上171cm未満」のように区間で確率を考えます。その計算には確率密度を使います。

どちらの型かによって、確率の表し方や期待値の求め方が変わります。離散型では値と確率の積を足し合わせ、連続型では積分を使います。

AIとの関係

機械学習では、データやモデルの出力を確率変数とみなして扱います。たとえば画像の分類モデルは、正解のクラスを確率変数とみなし、犬である確率、猫である確率といった値を出力します。生成モデルは、画像や文章を確率変数とみなし、その確率分布を学んで新しいデータを作ります。強化学習では、行動の結果として得る報酬も確率変数として扱います。

覚え方

「値は運しだい、確率は決まっている変数」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

離散型と連続型の区別とその例、確率変数と確率分布・確率密度・期待値との関係が、分布の選択や期待値の計算の前提として問われます。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. コインを2回投げて表が出る回数をXとすると、Xが1になる確率は1/2である。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    4通りの結果のうち、表裏と裏表の2通りがX = 1にあたるので、2/4 = 1/2です。X = 0とX = 2は、それぞれ1/4です。

  2. 身長や待ち時間のように、ある範囲のどんな値もとりうる量は、確率変数として扱うことができない。

    答えを見る

    答え × 誤り

    連続型の確率変数として扱えます。値ごとではなく区間ごとに確率を考え、その計算に確率密度関数を使います。

  3. 1日に店に来る客の人数は、0、1、2…と飛び飛びの値をとるので、離散型の確率変数として扱える。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    数え上げられる値をとる量は離散型です。一定時間に起きる回数のデータは、ポアソン分布で表すことがあります。

この用語の練習問題

2問
  1. #0250確率密度と確率の違い難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0453期待値による施策の比較難易度 基礎・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術37

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