AI用語集・AIに必要な数理・統計知識

確率密度とは

かくりつみつどprobability density

別名:確率密度関数

  • シラバス 技術37
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題1問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

確率密度とは、連続型の確率変数が、ある値の付近の値をどれだけとりやすいかを表し、区間で積分するとその区間に入る確率になる量のことです。

くわしく

確率密度は、身長や待ち時間のような連続型の確率変数で、どのあたりの値が出やすいかを表す量です。値ごとに確率密度を対応させた関数を、確率密度関数と呼びます。

なぜ「密度」なのか

連続型の値では、「ちょうど170.000…cm」になる確率は0です。そこで、1点ごとの確率ではなく、区間に入る確率を考えます。確率密度は、この確率を求めるための高さにあたります。人口密度に面積をかけると人口になるように、確率密度に区間の幅をかけると、おおよその確率になります。正確には、確率密度関数を区間で積分した値、つまりグラフの下の面積が確率です。

計算例

バスが10分おきに来る停留所に、時刻表を見ずに着いたとします。待ち時間Xは、0分から10分までのどの値も同じように起こりやすいので、確率密度は区間全体で1 ÷ 10 = 0.1です。待ち時間が2分以上5分以下になる確率は、幅3 × 高さ0.1 = 0.3です。0分から10分全体では、10 × 0.1 = 1になります。

確率との違い

  • 確率密度は確率そのものではないので、1を超えることがあります。たとえば0以上0.2以下の一様な分布では、面積を1にするため、確率密度は5です。
  • 確率密度は、負の値にはなりません。
  • 正規分布の確率密度関数は、平均の位置で最も高い釣り鐘型をしています。

離散型では、値ごとの確率を表す確率質量関数を使います。こちらは値そのものが確率なので、1を超えません。

AIとの関係

最尤法では、観測したデータの確率密度の値を尤度として使い、それが最大になるパラメータを選びます。回帰で誤差が正規分布に従うと仮定すると、最尤法の答えは最小二乗法の答えと一致します。VAEなどの生成モデルも、データや潜在変数の確率密度を扱います。異常検知では、確率密度が極端に低い場所にあるデータを、異常の候補とする方法があります。

G検定での出題

出題のされ方

確率密度そのものは確率ではなく、区間の面積(積分)が確率になること、1点ちょうどの確率が0になること、値が1を超えうることなど、離散型の確率との違いが問われます。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. 0以上2以下のどの値も同じように起こりやすい連続型の確率変数では、確率密度は0.5で、0以上0.5以下の値をとる確率は0.25である。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    全体の面積が1になるよう、高さは1 ÷ 2 = 0.5です。区間の幅0.5に高さ0.5をかけて、確率は0.25です。

  2. 確率密度は、確率変数の値によっては負の値をとることがある。

    答えを見る

    答え × 誤り

    確率密度はどこでも0以上です。負の値があると、その部分の区間では面積、つまり確率が負になってしまいます。

  3. 正規分布の確率密度関数のグラフは、平均の位置で最も高くなる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    正規分布は平均を中心に左右対称の釣り鐘型で、平均から離れるほど確率密度は小さくなります。

この用語の練習問題

1問
  1. #0250確率密度と確率の違い難易度 標準・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術37

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