AI用語集・AIに必要な数理・統計知識

相関係数とは

そうかんけいすうcorrelation coefficient

別名:ピアソンの積率相関係数

  • シラバス 技術37
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題5問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

相関係数とは、2つの変数の間にある直線的な関係の強さと向きを、−1から1までの値で表す指標のことです。

くわしく

相関係数は、2つの変数に「一方が大きいほど、もう一方も大きい(または小さい)」という関係がどれだけ強くあるかを表す数値です。ふつうは、ピアソンの積率相関係数を指します。

求め方

まず共分散を求めます。共分散は、一方が平均より大きいとき、もう一方も平均より大きい(または小さい)傾向がどれだけあるかを表す値です。共分散は、単位や値の大きさに左右されます。そのままでは、関係の強さを比べられません。そこで、それぞれの標準偏差で割ります。式はr = 共分散 / (xの標準偏差 × yの標準偏差)です。この正規化によって、値は必ず−1から1の範囲に収まり、単位を変えても値は変わりません。

値の読み方

  • 1に近い:右上がりの直線に沿って点が並ぶ(正の相関)。
  • −1に近い:右下がりの直線に沿って点が並ぶ(負の相関)。
  • 0に近い:直線的な関係がほとんどない。

強さは絶対値で判断します。−0.8は、0.5よりも強い関係です。どの値から「強い」とみなすかに決まった基準はなく、分野によって目安が違います。

注意点

相関係数が表すのは、直線的な関係だけです。U字型のような曲線の関係があっても、0に近くなることがあります。また、外れ値が1つあるだけで、値が大きく変わることがあります。数値だけで判断せず、散布図もあわせて確認します。

相関があっても、因果関係があるとは限りません。両方に影響する第3の変数が生む疑似相関や、原因と結果が逆向きの場合もあります。第3の変数の影響を除いた関係を見るには、偏相関係数を使います。

機械学習では、特徴量どうしの相関を調べて、似た情報をもつ特徴量を整理する前処理などに使われます。

覚え方

「共分散を標準偏差で割って、−1から1にそろえたもの」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

共分散を2つの標準偏差の積で割って求めること、値の範囲と符号の意味、単位に左右されない性質、非線形の関係や外れ値への弱さ、相関と因果の違いが問われます。

混同しやすい用語

用語意味
相関係数このページの用語2つの変数の間にある直線的な関係の強さと向きを、−1から1までの値で表す指標
共分散2つの変数がそれぞれの平均からどちらの向きにずれるかが、どの程度そろっているかを表す値
偏相関係数2つの変数の両方に影響する第3の変数の影響を取り除いたうえで、2つの変数の間に残る相関の強さを表す値

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. 相関係数は、2つの変数の共分散を、それぞれの変数の標準偏差の積で割った値である。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    標準偏差で割って正規化することで、値が−1から1の範囲に収まり、単位の影響もなくなります。

  2. 相関係数が−0.9の2変数は、相関係数が0.5の2変数よりも、直線的な関係が弱い。

    答えを見る

    答え × 誤り

    関係の強さは絶対値で判断します。−0.9は、一方が増えると他方が減る、強い負の相関です。

  3. 散布図の点がすべて右上がりの1本の直線上に並ぶとき、相関係数は1になる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    傾きが正の直線上にすべての点があれば、相関係数は最大値の1です。直線の傾きが急か緩やかかは、値に関係しません。

この用語の練習問題

5問
  1. #0144重回帰分析の多重共線性難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0095疑似相関と偏相関係数難易度 基礎・単一選択未回答
  3. #0096相関係数と相互情報量難易度 応用・単一選択未回答

ほかに2問あります。続けて解くと、すべての問題を順に出題します。

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術37

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