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L1正則化とL2正則化の違い

L1正則化とはL2正則化とは

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

結論

L1正則化は、重みの絶対値の和を罰則として誤差関数に加え、不要な重みをちょうど0にして特徴量を絞り込みます。L2正則化は、重みの二乗和を罰則として加え、重みを全体的に小さく抑えますが、重みはちょうど0にはなりにくい手法です。

比較表

L1正則化とL2正則化の違いの比較表
観点 L1正則化L2正則化
罰則項 λ(|w1| + … + |wn|)(重みの絶対値の和)λ(w1² + … + wn²)(重みの二乗和)
重みへの効果 一部の重みがちょうど0になる(スパースになる)全体的に小さくなるが、ちょうど0にはなりにくい
重みを0へ押す力 重みの大きさによらず一定(λ)重みに比例し、小さくなるほど弱まる(2λw)
重みが2つのときの制約の形 ひし形(角が座標軸の上にある)円(角がない)
線形回帰に加えたもの ラッソ回帰リッジ回帰
向いている場面 特徴量が多く、効いている項目だけを残したいとき相関の強い説明変数があり、係数を安定させたいとき
関連する言葉 スパース、特徴量選択荷重減衰(weight decay)
シラバス項目 技術分野 項目14 正則化技術分野 項目14 正則化

最終確認日:2026年10月30日

それぞれの説明

L1正則化

L1正則化は、誤差関数に重みの絶対値の和を罰則として加えます。E(w) + λ(|w1| + |w2| + … + |wn|)の形です。λは正則化の強さを決めるハイパーパラメータです。

絶対値の罰則は、重みを0の方向へ一定の強さで押します。予測への影響が小さい重みはこの力に負けて、ちょうど0になります。0になった重みの特徴量は予測に使われないので、学習と同時に特徴量の選択が行われます。線形回帰に加えたものをラッソ回帰と呼び、項目の多いデータから効いている項目だけを残したいときに向きます。

L2正則化

L2正則化は、誤差関数に重みの二乗和を罰則として加えます。E(w) + λ(w1² + w2² + … + wn²)の形です。二乗するので、大きな重みほど強く罰します。特定の特徴量に頼りすぎない、なめらかな予測をするモデルになります。

罰則が重みを0へ押す力は重みに比例し、重みが小さくなるほど弱まります。そのため、重みは0に近づいても、ちょうど0にはなりにくくなります。線形回帰に加えたものはリッジ回帰で、相関の強い説明変数があるときに係数を安定させる目的でも使われます。ニューラルネットワークでは、荷重減衰(weight decay)とも呼ばれます。

図で見る違い

重みが2つの場合、罰則の大きさで重みの範囲を制限すると、L1ではひし形、L2では円の範囲になります。誤差の等高線がこの範囲に最初に触れる点が解です。ひし形は角が座標軸の上にあり、等高線は角で触れやすいため、片方の重みが0になりやすくなります。円には角がないので、解が軸の上に来るとは限りません。

見分けるコツ

  1. 「絶対値」ならL1、「二乗」ならL2です。L1は1乗、L2は2乗と、数字と次数をそろえて覚えます。
  2. 「係数を0にして変数を選ぶ」「スパース」とあればL1正則化(ラッソ回帰)、「重みを全体的に小さく」「荷重減衰」とあればL2正則化(リッジ回帰)です。
  3. どちらも、係数λを大きくするほど罰則が強まります。訓練データへの誤差はむしろ増え、その代わりに未知のデータへの汎化性能の改善を狙います。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. L2正則化を強めていくと、予測への影響が小さい特徴量の重みから順にちょうど0になり、特徴量の選択が行われる。

    答えを見る

    答え × 誤り

    L2正則化が重みを0へ押す力は、重みが小さくなるほど弱まります。そのため重みは0に近づいても、ちょうど0にはなりにくい性質があります。特徴量の選択が起きやすいのはL1正則化です。

  2. 重みが2つのとき、L1正則化で許される重みの範囲はひし形になり、角が座標軸の上にあるため、片方の重みが0になる点で解が決まりやすい。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    誤差の等高線は、ひし形の角で接しやすくなります。L2正則化の範囲は円で角がないため、接点が軸の上に来るとは限りません。

  3. 重みの絶対値が0.1のように1より小さいとき、同じλなら、L2正則化の罰則はL1正則化の罰則より小さくなる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    0.1の二乗は0.01で、絶対値の0.1より小さくなります。L2は小さな重みをほとんど罰しないため、0まで押し切りません。逆に絶対値が1より大きい重みは、L2のほうが強く罰します。

関連問題

3問
  1. #0040特徴量を絞り込む正則化難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0167L1・L2罰則項の計算難易度 基礎・組合せ未回答
  3. #0168相関の強い変数と正則化回帰難易度 標準・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術14

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