AI用語集・違い比較

分類問題と回帰問題の違い

分類問題とは回帰問題とは

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

結論

分類問題は、入力が決められたクラス(カテゴリ)のどれに当たるかを予測する問題で、回帰問題は、価格や気温のような連続した数値を予測する問題です。どちらも正解付きのデータで学ぶ教師あり学習で、手法の名前ではなく、予測したい出力がクラスか数値かで見分けます。

比較表

分類問題と回帰問題の違いの比較表
観点 分類問題回帰問題
英語 classificationregression
予測するもの 決められたクラス(例:迷惑メールかどうか、写っている動物の種類)連続した数値(例:住宅の成約価格、翌日の最高気温)
代表的な手法 ロジスティック回帰、サポートベクターマシン(SVM)、決定木、ランダムフォレスト線形回帰(単回帰分析・重回帰分析)、自己回帰モデル(ARモデル)、回帰木、ランダムフォレスト
ニューラルネットワークの出力層 2クラスならシグモイド関数、多クラスならソフトマックス関数恒等関数(値をそのまま出す)
誤差関数の例 交差エントロピー平均二乗誤差関数
評価指標 混同行列に基づく正解率・適合率・再現率・F値、ROC曲線・AUC平均二乗誤差(MSE)、二乗平均平方根誤差(RMSE)、平均絶対値誤差(MAE)
名前の落とし穴 ロジスティック回帰は、名前に「回帰」とあるが分類の手法決定木(回帰木)やランダムフォレストは、分類だけでなく回帰にも使える
シラバス項目 技術分野 項目7 教師あり学習(キーワード「分類問題」)技術分野 項目7 教師あり学習(キーワード「回帰問題」)
G検定での問われ方 具体的なタスクが分類か回帰かを選ぶ形、ロジスティック回帰の位置づけ、多クラス分類の実現方法具体的なタスクの見分け、線形回帰と最小二乗法、出力層の活性化関数、MSE・RMSE・MAEの計算や選び方

最終確認日:2026年11月1日

それぞれの説明

分類問題と回帰問題は、教師あり学習で扱う問題の2つの代表です。どちらも、入力と正解の組を学び、新しい入力に対する答えを予測します。違いは、予測する答えの形にあります。

分類問題

分類問題は、入力が、あらかじめ決めたクラスのどれに当たるかを予測します。メールが迷惑メールかどうか、画像に写っているのが犬か猫か鳥か、といったタスクが当たります。クラスが2つなら2クラス分類、3つ以上なら多クラス分類と呼びます。

多くのモデルは、各クラスに属する確率を出し、最も高いクラスや、しきい値を超えたクラスを答えにします。評価には、混同行列に基づく正解率、適合率、再現率、F値などを、目的に合わせて使います。

回帰問題

回帰問題は、価格、気温、売上金額のような数値を予測します。数値には大小の順序と差の大きさに意味があるので、予測が少しずれたのか、大きく外れたのかを区別できます。そのため評価には、ずれの大きさを測るMSE、RMSE、MAEなどを使います。ニューラルネットワークでは、出力層に恒等関数を置き、範囲の限られない値を出せるようにします。

問題の立て方で変わる

分類か回帰かは、データの種類ではなく、何を予測したいかで決まります。たとえば気象データから明日の最高気温を予測すれば回帰問題、明日が真夏日(最高気温30℃以上)になるかどうかを予測すれば分類問題です。

手法の名前にも注意します。ロジスティック回帰は、名前に「回帰」とありますが、クラスに属する確率を出す分類の手法です。決定木やランダムフォレストは、分類と回帰のどちらにも使えます。

なお、正解のラベルを使わずに、似たデータどうしをまとめるのはクラスタリングです。クラスタリングは教師なし学習で、グループの意味は後から人が解釈します。

見分けるコツ

  1. 「どのクラスか」「〜かどうか」を当てるなら分類問題、「いくらか」「何度か」「何人か」を当てるなら回帰問題です。
  2. 手法の名前では判断しません。ロジスティック回帰は分類の手法で、決定木は分類にも回帰にも使えます。
  3. 正解のラベルがなく、似たデータをまとめるだけならクラスタリング(教師なし学習)です。決められた区分と正解ラベルがある分類問題と区別します。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. 同じ店舗のデータを使う場合でも、翌日の来店客数を予測するなら回帰問題、翌日の来店客数が300人を超えるかどうかを予測するなら分類問題になる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    分類か回帰かは、データではなく何を予測するかで決まります。人数そのものは数値の予測、「超える・超えない」は2クラスの予測です。

  2. ソフトマックス関数で各クラスの確率を出力する多クラス分類のモデルは、出力が0から1の連続した値なので、回帰問題を解いていることになる。

    答えを見る

    答え × 誤り

    確率は途中の出力で、最終的に予測したいのはクラスです。最も確率の高いクラスを答えにするので、分類問題です。

  3. 回帰問題のモデルを、予測値が正解と完全に一致した割合(正解率)で評価すると、わずかなずれと大きな外れを区別できない。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    数値の予測では、ぴったり一致することはまれで、どれだけ近いかが大切です。そのため回帰問題では、ずれの大きさを測るMSE、RMSE、MAEなどで評価します。

関連問題

4問
  1. #0019回帰問題と分類問題の区別難易度 基礎・単一選択未回答
  2. #0145多クラス分類の実現方法難易度 標準・単一選択未回答
  3. #0143線形回帰とロジスティック回帰難易度 基礎・単一選択未回答
  4. #0352回帰の出力層の活性化関数難易度 基礎・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術7

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