G検定 練習問題 #0167・正則化

L1・L2罰則項の計算

ディープラーニングの概要 › 正則化 組合せ 難易度 基礎

あるモデルの重みが(w1, w2, w3, w4) = (2, −1, 0, 3)で、正則化を加える前の誤差は1.5である。正則化後の誤差を「元の誤差 + λ × 罰則項」とし、λ = 0.1とする。罰則項を重みの絶対値の和とするL1正則化と、重みの2乗の和とするL2正則化について、正則化後の誤差の組み合わせとして、最も適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 A

この問題の論点:L1・L2罰則項の計算

ポイント

L1は絶対値の和、L2は2乗の和で罰します。2乗するL2では大きな重みほど罰則が急に増えるため、極端に大きな重みが強く抑えられます。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切 正解

    L1は|2| + |−1| + |0| + |3| = 6なので、1.5 + 0.1 × 6 = 2.1です。L2は4 + 1 + 0 + 9 = 14なので、1.5 + 0.1 × 14 = 2.9です。

  2. B

    不適切

    L1とL2の値が逆です。絶対値の和(6)を使うのがL1、2乗の和(14)を使うのがL2です。2乗すると3のような大きな重みの寄与が増えるため、この例ではL2の罰則のほうが大きくなります。

  3. C

    不適切

    L1の1.9は、符号をつけたまま2 − 1 + 0 + 3 = 4と足した場合の値です。L1正則化は絶対値をとるため、負の重みも正の大きさとして罰則に数えます。

  4. D

    不適切

    L2の3.1は、重みを先に足してから(2 − 1 + 0 + 3)² = 16と2乗した場合の値です。L2正則化は、重みを1つずつ2乗してから足し合わせます。

補足

この例では、L2の罰則項14のうち9が重み3によるもので、全体の6割強を占めます。L1では、重み3の寄与は6のうち3で半分です。2乗する分、L2正則化は大きな重みを特に強く罰します。λは罰則の強さを決めるハイパーパラメータで、大きくするほど正則化後の誤差に占める罰則の割合が増えます。

試験での狙われ方

罰則項の形(絶対値の和か2乗の和か)を、具体的な重みの値で確かめさせる形が考えられます。L0正則化なら0でない重みの個数(この例では3)です。

参考

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