要点まとめ・第6章 ディープラーニングの応用例

自然言語処理(シラバス 技術27)

キーワード25語 練習問題18問 最終確認日 2026年10月30日

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未

1行の定義と◯×チェックは用語『自然言語処理』の解説にあります。

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学習目標

自然言語処理で扱うタスクの種類と、文章をコンピュータで計算できる数値に変える表現方法を理解し、代表的なモデルの特徴と、翻訳・検索・要約などでの実際の使われ方を説明できるようにします。

要点

主なタスク

  • 機械翻訳:ある言語の文を別の言語に訳します。
  • 文書要約:議事録などの長い文章の要点を短くまとめます。
  • 質問応答:質問に対し、文書や知識から答えを返します。
  • 感情分析:レビューなどが肯定的か否定的かを判定します。
  • 情報検索:検索語に合う文書を探し、順位を付けます。

日本語は単語が空白で区切られないため、前処理として形態素解析を行います。文を意味を持つ最小の単位(形態素)に区切り、品詞を付ける処理です。語どうしの係り受けなど、文の構造を調べる処理は構文解析と呼びます。

単語や文書を数値にする

  • ワンホットベクトル:語彙の数だけ次元を持ち、その単語の位置だけを1にします。意味の近さは表せません。
  • BoW(Bag-of-Words):文書に各単語が何回出たかを数えます。語順は捨てます。
  • n-gram:連続するn個の単語や文字を1単位とし、近くの語順を残します。
  • TF-IDF:文書内でよく出る単語ほど重みを大きくし(TF)、多くの文書に共通して出る単語ほど重みを小さくします(IDF)。情報検索でよく使われます。

分散表現

単語を数百次元の密なベクトルで表し、意味の近い単語が近い位置に来るようにしたものが分散表現です。単語埋め込みとも呼ばれます。

  • word2vec:周りの単語から中心の単語を当てるCBOWと、中心の単語から周りの単語を当てるスキップグラムの2つの学習方法があります。
  • fastText:単語を文字のn-gramに分けて学習するため、学習時になかった単語にもベクトルを作れます。
  • ELMo:双方向LSTMの言語モデルを使い、同じ単語でも文脈に応じて異なるベクトルを作ります。

LSTMの記憶セルで誤差を減衰させずに保ち、長い文の学習を可能にする仕組みをCEC(Constant Error Carousel)と呼びます。

代表的なモデル

統計的機械翻訳は、大量の対訳文から語句の対応や出現の確率を学び、最も確率の高い訳文を選ぶ方式です。2010年代半ばからは、エンコーダとデコーダを組み合わせたSeq2Seqなど、ニューラルネットワークによる翻訳が主流になりました。

BERTはTransformerのエンコーダを使ったモデルです。文中の一部の単語を隠して前後の文脈から当てる課題などで事前学習し、個別のタスクに合わせてファインチューニングします。性能の比較には、複数の言語理解タスクを集めたベンチマークGLUEがよく使われました。

大規模言語モデル(LLM)

大量のテキストで事前学習した、パラメータ数の非常に多い言語モデルです。GPT系はTransformerのデコーダを使い、次の単語を予測する学習を大規模に行ったモデルです。PaLMはGoogleが2022年に発表したパラメータ数5,400億のモデルです。LLMは指示や少数の例を与えるだけで多くのタスクをこなしますが、事実と異なる内容をもっともらしく出力することがあります。

つまずきやすい点

  • CBOWは周りの単語から中心の単語を、スキップグラムは中心の単語から周りの単語を予測する、という向きの違い
  • ワンホットベクトルやBoWでは単語どうしの意味の近さを表せず、分散表現では意味の近い単語が近いベクトルになる点
  • word2vecでは1つの単語に1つのベクトルが決まるが、ELMoやBERTでは同じ単語でも文脈によって異なるベクトルになる点
  • TF-IDFは、多くの文書に共通して出てくる単語ほど重みを小さくする点

シラバスのキーワード

25語

シラバス第1.4版に載っている語をすべて並べています。色のついた語は用語集で解説しています。「2問」などの数字は、その語を扱う練習問題の数です。

練習問題

18問
  1. #0067 TF-IDFによる単語の重み 難易度 標準・単一選択 未回答
  2. #0068 単語の分散表現の手法 難易度 標準・単一選択 未回答
  3. #0069 BERTの事前学習 難易度 標準・単一選択 未回答
  4. #0070 LLMを業務で使うときの性質 難易度 標準・単一選択 未回答
  5. #0216 形態素解析と構文解析の役割 難易度 基礎・組合せ 未回答
  6. #0217 bi-gram言語モデルの確率 難易度 標準・単一選択 未回答
  7. #0218 Seq2Seqの出力長の決まり方 難易度 標準・単一選択 未回答
  8. #0219 感情分析での語順と文脈 難易度 応用・単一選択 未回答
  9. #0220 文書を活用するNLPタスク 難易度 標準・単一選択 未回答
  10. #0221 CECが勾配消失を防ぐ理由 難易度 標準・単一選択 未回答
  11. #0222 LLMの規模と性能の関係 難易度 応用・単一選択 未回答
  12. #0407 埋め込み行列による単語の変換 難易度 基礎・単一選択 未回答
  13. #0408 スキップグラムとCBOWの予測回数 難易度 標準・組合せ 未回答
  14. #0409 単語ベクトルの加減算による類推 難易度 応用・単一選択 未回答
  15. #0410 BERTを下流タスクに使う方法 難易度 標準・単一選択 未回答
  16. #0411 同義語を含む文の類似度計算 難易度 標準・単一選択 未回答
  17. #0412 全文検索の索引の単位 難易度 標準・単一選択 未回答
  18. #0413 極性辞書を使う感情分析 難易度 基礎・単一選択 未回答

復習の時期が来た問題と、まだ解いていない問題から順に出題します。

混同しやすい用語

この項目の関連用語

3語

この項目を読み終えたら

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前後の項目

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日:2026年10月30日 (2026年10月30日時点の法令・ガイドライン等にもとづく) シラバス第1.4版 技術27

全問オリジナル(JDLAの過去問ではありません)。誤りを報告

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