AI用語集・ディープラーニングの応用例

TF-IDFとは

ティーエフアイディーエフterm frequency–inverse document frequency

別名:tf-idf、TFIDF

  • シラバス 技術27
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題3問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

TF-IDFとは、文書内での単語の出現頻度(TF)と、その単語を含む文書の少なさ(IDF)を掛け合わせて、単語の重要度を表す指標のことです。

くわしく

TF-IDFは、ある文書の中でどの単語が大切かを数値で表す方法です。文書の検索や、記事のキーワードの抽出に使われてきました。

2つの値の掛け算

TF(Term Frequency)は、その単語が文書の中に何回現れるかを表します。多く使われる単語ほど、その文書の話題との関係が深いと考えます。文書の総単語数で割って、長さの影響をならすこともあります。

IDF(Inverse Document Frequency)は、その単語を含む文書の少なさを表します。全文書数をN、その単語を含む文書数をdfとすると、IDF = log(N ÷ df)です。どの文書にも出る「の」「する」などはIDFが小さく、一部の文書にしか出ない専門用語は大きくなります。

2つを掛けたTF-IDF = TF × IDFが単語の重みです。その文書ではよく使われ、ほかの文書ではあまり使われない語ほど大きくなります。

小さな計算例

文書が1,000件あり、対数の底を10とします。1件にしか現れない語AのIDFはlog10(1000 ÷ 1) = 3、100件に現れる語Bはlog10(1000 ÷ 100) = 1、全件に現れる語Cはlog10(1) = 0です。ある文書でAが2回、Bが6回、Cが20回現れると、TF-IDFはAが2 × 3 = 6、Bが6 × 1 = 6、Cが20 × 0 = 0です。回数の少ないAも、めずらしさのおかげでBと同じ重みになります。

位置づけと限界

TF-IDFは、BoWの出現回数に重みを掛け直したものなので、語順の情報は持ちません。「料金」と「価格」のような同義語も別の単語として扱い、意味の近さは反映されません。これらは、n-gramや分散表現などで補います。

IDFの考え方は、1972年にKaren Spärck Jonesが発表した論文にさかのぼります。式には、対数の底を変える、分母に1を足すなどの変種があります。

覚え方

「その文書でよく出て、ほかではあまり出ない語が主役」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

TFとIDFの意味と、両者の積で重みを求める流れ、多くの文書に現れる語ほどIDFが小さくなる仕組み、BoWを重み付けし直したものという位置づけ、語順や同義語を扱えない限界が問われます。

混同しやすい用語

用語意味
TF-IDFこのページの用語文書内での単語の出現頻度(TF)と、その単語を含む文書の少なさ(IDF)を掛け合わせて、単語の重要度を表す指標
BoW(Bag-of-Words)文書を単語の並び順を無視した単語の集まりとみなし、各単語の出現回数などを並べたベクトルで表す方法

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. TF-IDFのIDFは文書の集合全体から求める値なので、同じ単語であれば、どの文書のベクトルでも同じ値になる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    IDFは、全文書数とその単語を含む文書数だけで決まります。同じ単語のTF-IDFが文書ごとに異なるのは、TFが異なるためです。

  2. TF-IDFで重み付けすると語順の情報も反映されるため、同じ単語を同じ回数ずつ含む2つの文でも、語順が違えば異なるベクトルになる。

    答えを見る

    答え × 誤り

    TF-IDFは、BoWの出現回数に重みを掛けたものです。語順は使わないため、「父が子を呼ぶ」と「子が父を呼ぶ」は同じベクトルになります。

  3. 検索対象に文書を追加すると、すでにある文書に含まれる単語のTF-IDFの値が変わることがある。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    IDFは、全文書数と、その単語を含む文書数で決まります。文書が増えるとこれらが変わるため、既存の文書のTFが同じでも、TF-IDFの値は変わりえます。

この用語の練習問題

3問
  1. #0067TF-IDFによる単語の重み難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0219感情分析での語順と文脈難易度 応用・単一選択未回答
  3. #0411同義語を含む文の類似度計算難易度 標準・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術27

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