AI用語集・ディープラーニングの応用例

BoW(Bag-of-Words)とは

バッグオブワーズbag-of-words略語 BoW

別名:Bag-of-Words、バッグ・オブ・ワーズ、単語の袋

  • シラバス 技術27
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題3問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

BoW(Bag-of-Words)とは、文書を単語の並び順を無視した単語の集まりとみなし、各単語の出現回数などを並べたベクトルで表す方法のことです。

くわしく

BoW(Bag-of-Words)は、文書を数値のベクトルに変える、最も基本的な方法の1つです。名前のとおり、文書を「単語を袋に詰めたもの」とみなします。袋の中では単語の並び順は分からず、どの単語が何回入っているかだけが残ります。

作り方

  1. 文書を単語に分けます。日本語では、形態素解析で単語に区切ります。
  2. 扱う単語の一覧(語彙)を決め、各単語に番号を振ります。
  3. 文書ごとに、語彙の各単語が何回現れたかを数えて並べます。

たとえば語彙が「犬・猫・好き・嫌い」の4語なら、「犬が好き。猫も好き。」は(1, 1, 2, 0)になります。語彙にない「が」「も」は数えません。次元数は語彙の数と同じで、語彙が多いとほとんどの要素が0の疎なベクトルになります。出現回数の代わりに、現れたかどうかを0と1で表すこともあります。

強みと弱点

計算が単純で、文書分類や情報検索などで長く使われてきました。トピックモデルのLDAも、文書をBoWとして扱います。

一方で、語順と文脈の情報は失われます。「犬が猫を追う」と「猫が犬を追う」は同じベクトルになります。また、「の」「する」のようにどの文書にも出る語ほど、値が大きくなりがちです。意味の近い「車」と「自動車」も、無関係な別々の要素として扱われます。

弱点を補う工夫

  • TF-IDF:多くの文書に現れる語の重みを下げ、その文書に特徴的な語を重く扱います。
  • n-gram:2語や3語の連なりを1つの単位として数え、近くの語順を一部とり込みます。
  • 分散表現:word2vecなどで学習した、意味の近さを表せる密なベクトルを使います。

word2vecのCBOW(Continuous Bag-of-Words)という名前も、周辺の単語の並び順を区別しない点がBoWと同じことに由来します。

覚え方

「袋に入れると、順番は分からなくなる」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

文書を単語の出現回数のベクトルにする手順、語順や文脈の情報が失われる弱点、TF-IDFによる重み付けやword2vecなどの分散表現との違いが問われます。

シラバスでは「BoW(Bag-of-Words)」と表記されています。

混同しやすい用語

用語意味
BoW(Bag-of-Words)このページの用語文書を単語の並び順を無視した単語の集まりとみなし、各単語の出現回数などを並べたベクトルで表す方法
CBOWword2vecの2つのモデルのうち、周辺の単語から中心の単語を予測するように学習して、単語の分散表現を得るモデル
ワンホットベクトル語彙やカテゴリの数だけ次元をもち、該当する1つの要素だけが1で、残りの要素がすべて0のベクトル

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. BoWで文書を表したベクトルの次元数は語彙の数と同じで、その文書に現れない単語に対応する要素は0になる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    語彙の各単語に要素を1つずつ割り当て、出現回数などを入れるためです。語彙が多いと、ほとんどの要素が0の疎なベクトルになります。

  2. BoWのベクトルでは、各要素の値が、その単語が文書の何番目に現れたかという位置を表す。

    答えを見る

    答え × 誤り

    各要素の値は、その単語の出現回数か、出現したかどうかを表す0と1です。位置の情報は持たないため、語順は失われます。

  3. BoWで出現回数をそのまま使うと、同じ話題でも長い文書ほど各要素の値が大きくなりやすいため、文書の総単語数で割るなどして長さの影響をならすことがある。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    出現回数は文書が長いほど増えがちです。総単語数で割った相対頻度にしたり、ベクトルの長さを1にそろえたりして、長さの違いを調整します。

この用語の練習問題

3問
  1. #0067TF-IDFによる単語の重み難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0219感情分析での語順と文脈難易度 応用・単一選択未回答
  3. #0411同義語を含む文の類似度計算難易度 標準・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術27

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