AI用語集・ディープラーニングの応用例

GLUEとは

グルーGeneral Language Understanding Evaluation

別名:GLUEベンチマーク、General Language Understanding Evaluation

  • シラバス 技術27
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題1問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

GLUEとは、感情分析や含意関係の認識など9つの英語のタスクをまとめ、自然言語処理モデルの汎用的な言語理解の力を評価するベンチマークのことです。

くわしく

GLUE(General Language Understanding Evaluation)は、2018年にAlex Wangらが公開した、自然言語処理のベンチマークです。ベンチマークとは、モデルの性能を同じ条件で比べるための、共通の試験問題のようなものです。

なぜ作られたか

言語を扱う技術を広く役立てるには、特定のタスクやデータだけに偏らない理解力が必要です。GLUEは、性格の異なる9つのタスクを1つのモデルに解かせ、どれだけ幅広く言語を理解できるかを測ります。

9つのタスク

  • 1文のタスク:文法的に自然な文かどうかの判定(CoLA)、映画レビューの感情分析(SST-2)
  • 2文の類似・言い換え:言い換えかどうかの判定(MRPC、QQP)、意味の近さを数値で予測(STS-B)
  • 2文の推論:前提の文から仮説の文が導けるかの判定(MNLI、RTE)、文が質問の答えを含むかの判定(QNLI)、代名詞を候補の語に置き換えた文が元の文から導けるかの判定(WNLI)

STS-Bだけが数値を予測する回帰で、ほかは分類です。いずれも既存の英語のデータセットをもとにしています。参加者はテストデータへの予測をWebサイトに送り、採点を受けます。総合スコアは各タスクのスコアの平均です。このほか、モデルがどんな言語現象でつまずくかを調べる、専門家が作った診断用データも付いています。

その後

公開時の論文では、ELMoを使った最良のベースラインでも、総合スコアはまだ低い水準でした。その後、BERTなどの事前学習モデルによってスコアは急速に上がりました。2019年には、モデルの成績が人間の非専門家の水準を超えたことを受け、より難しいタスクを集めた後継のSuperGLUEが公開されています。日本語では、英語のデータを翻訳せずに一から作ったJGLUEが、2022年に発表されました。

覚え方

「GLUEは、言語理解の総合テスト」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

複数の言語理解タスクで1つのモデルを総合的に評価するベンチマークであること、BERTなどの事前学習モデルの比較に使われたこと、後継のSuperGLUEとの関係が問われます。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. GLUEの9つのタスクは、ベンチマークのために一から作ったデータではなく、既存のデータセットをもとに構成されている。

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    答え ◯ 正しい

    論文では、研究コミュニティで難しく興味深いと認められてきた既存のデータセットを使ったと説明しています。QNLIやWNLIは、既存のデータを2文の分類の形に直したものです。

  2. GLUEで評価を受けるには、指定されたモデル構造を使う必要があり、各チームが独自に設計した構造のモデルは参加できない。

    答えを見る

    答え × 誤り

    GLUEは、1文または2文の入力を処理して全タスクの予測を出せれば、モデルの構造を問いません。そのため、BERTなどさまざまなモデルの比較に使われました。

  3. GLUEの総合スコアは、各タスクのスコアを平均して求め、リーダーボードの順位づけに使われる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    各タスクのスコアのマクロ平均で順位を決めます。正解率とF1値のように指標が複数あるタスクは、それらを平均してそのタスクのスコアにします。

この用語の練習問題

1問
  1. #0222LLMの規模と性能の関係難易度 応用・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術27

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