AI用語集・ディープラーニングの応用例

機械翻訳とは

きかいほんやくmachine translation略語 MT

別名:自動翻訳

  • シラバス 技術27
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題2問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

機械翻訳とは、ある言語で書かれた文章を、コンピュータを使って別の言語の文章に自動で翻訳する技術のことです。

くわしく

機械翻訳は、ある言語の文章をコンピュータで別の言語に訳す技術です。人工知能の研究の中でも特に古いテーマの1つで、1954年にはジョージタウン大学とIBMが、ロシア語の文を英語に訳す公開実験を行いました。

3つの方式の移り変わり

  • ルールベース機械翻訳:言語学者などが辞書と文法規則を人手で整え、原文を解析して訳文を組み立てます。例外に合わせて規則を書き足す手間が膨らみ続けることが課題でした。
  • 統計的機械翻訳:1990年前後に提案され、2000年代に主流になりました。対訳コーパスから語句の対応の確率を学び、もっともらしい訳文を選びます。
  • ニューラル機械翻訳:2014年ごろから研究が進みました。原文をニューラルネットワークで読み込み、訳文を1語ずつ生成します。Google翻訳は2016年に、英語と日本語の組を含む8つの言語の組でこの方式を導入しました。

ニューラル機械翻訳の研究は、ディープラーニングの発展にも大きく関わりました。原文を読み込むエンコーダと訳文を生成するデコーダからなるSeq2Seq、訳語ごとに原文のどこを参照するかを決めるAttention、そして2017年のTransformerは、いずれも機械翻訳を主な題材として提案されています。現在は、大規模言語モデルも翻訳に使われます。

訳の評価

訳の良し悪しを人がすべて確かめるには、時間と費用がかかります。そこで、機械の訳と人が作った参照訳とで、n-gramがどれだけ一致するかを数えるBLEUなどの自動評価指標が使われます。ただし、意味が正しくても言い回しが参照訳と違うと点数が下がるため、人による評価も欠かせません。

実務での使い方

ニューラル機械翻訳は流暢な訳を出しやすい反面、訳抜けや、もっともらしいが誤った訳が混ざることがあります。契約書のように誤訳の影響が大きい文書では、機械の訳を人が確認して直すポストエディットが一般的です。

G検定での出題

出題のされ方

ルールベース、統計的、ニューラルと主流の方式が移り変わった順序と、それぞれが翻訳の知識を何から得るかの違いが中心です。Seq2Seq、Attention、Transformerが機械翻訳の研究から生まれた流れとも結び付けて問われます。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. BLEUは、機械翻訳の出力と人が作った参照訳の間で、n-gramがどれだけ一致するかをもとに、訳の品質を自動で評価する指標である。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    人による評価は時間と費用がかかるため、2002年に自動評価の方法として提案されました。意味が正しくても言い回しが違うだけで点数が下がることがあり、人による評価と組み合わせて使います。

  2. ニューラルネットワークによる機械翻訳は、2017年にTransformerが登場して初めて実現した。

    答えを見る

    答え × 誤り

    2014年には、RNNを使ったSeq2SeqやAttentionによる機械翻訳が発表されています。Google翻訳も2016年にニューラル機械翻訳を導入しました。Transformerはその後に登場した方式です。

  3. 機械翻訳の出力を人が確認し、誤りや不自然な表現を修正して仕上げる作業を、ポストエディットという。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    機械翻訳の出力には、訳抜けや誤訳が含まれることがあります。機械が下訳を作り、人が仕上げることで、品質を保ちながら作業時間を短くできます。

この用語の練習問題

2問
  1. #0308統計的機械翻訳の訳文選択難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0442タスクに応じたコーパスの種類難易度 基礎・組合せ未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術2・技術27

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