ある電機メーカーのサポート部門が、製品マニュアルや過去の対応記録(数万件)を使って、問い合わせ対応を効率化したい。担当者が検討している自然言語処理のタスクの説明として、最も不適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 D
この問題の論点:文書を活用するNLPタスク
ポイント
生成型の要約は原文にない文を新たに作るため、読みやすい一方で、事実と異なる内容が混ざるおそれがあります。
選択肢ごとの解説
- A
適切
TF-IDFや分散表現で文と文書をベクトルにし、コサイン類似度などで近い順に並べるのは、情報検索の基本的な方法です。分散表現を使うと、キーワードが一致しない言い換えにも対応しやすくなります。
- B
適切
与えられた文章から答えにあたる範囲を抜き出す形式を、抽出型の質問応答と呼びます。答えが本文の一部になっているSQuADなどのデータセットで、学習と評価が行われてきました。
- C
適切
抽出型の要約は原文の文をそのまま使うため、原文にない内容が入りにくいという利点があります。その反面、選んだ文どうしのつながりが不自然になることがあります。
- D
不適切 正解
生成型(抽象型)の要約は、原文を言い換えたり新しい文を作ったりしてまとめます。読みやすい反面、原文にない数値や事実を作り出すことがあり、原文の文をそのまま使う抽出型より誤りが入りやすくなります。顧客対応に使う場合は、原文との照合が必要です。
試験での狙われ方
抽出型と生成型の要約の違いや、情報検索・質問応答・要約を業務のどの場面で使うかを問う形が見られます。