AI用語集・人工知能をめぐる動向

東ロボくんとは

とうろぼくんTodai Robot Project

別名:東ロボ、ロボットは東大に入れるか

  • シラバス 技術4
  • ◯×チェック2問
  • 練習問題1問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

東ロボくんとは、国立情報学研究所が中心となって2011年に始めたプロジェクト「ロボットは東大に入れるか」で開発された、大学入試問題を解くAIのことです。

くわしく

東ロボくんは、国立情報学研究所(NII)が中心となって2011年に始めた人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」で開発されたAIの愛称です。プロジェクトは数学者の新井紀子が率いました。名前に「ロボ」とありますが、中心は身体をもつ機械ではなく、入試問題を解くソフトウェアです。

目標

プロジェクトは、2016年度までに大学入試センター試験で高得点をとり、2021年度に東京大学の入試を突破することを目標に掲げました。入試問題を解くには、文章の読解、知識、計算、推論など、幅広い力が必要です。そのため、AIに何ができて何ができないかを測る題材になりました。

仕組み

1つのAIですべてを解くのではなく、科目ごとに異なる技術を組み合わせました。数学では、日本語の問題文を計算できる形に変換し、数式処理のプログラムで解きます。2016年度の東大入試を想定した論述式の模試では、この変換から解答までを人手を介さずに行い、数学(理系)で偏差値76.2を記録しました。知識を問う問題では、大量の文書から関連する記述を探す情報検索などの技術が使われました。

到達点と課題

2016年度のセンター試験模試では、5教科8科目で総合偏差値57.1となりました。私立大学では512大学で、合格可能性80%以上にあたる成績です。一方、文脈や常識を踏まえて文章の意味を読み取る問題は苦手で、東京大学の合格水準には届きませんでした。AIは統計的な手がかりから答えを選んでおり、人のように意味を理解しているわけではないことが、具体的な成績を通して示されました。

ワトソンとの比較

2011年には、IBMのワトソンもクイズ番組で人間に勝っています。知識を問う問題で、大量の文書から根拠を探して答える点はワトソンと似ています。どちらも、人のように文章の意味を理解して答えているわけではありません。

G検定での出題

出題のされ方

プロジェクトの目標と到達した水準、そして文章の意味を理解する読解が課題として残った点を組み合わせて問われます。同じ項目のワトソンと並べて問われることもあります。

◯×チェック

2問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. 「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトは、2021年度に東京大学の入試を突破することを目標の1つに掲げていた。

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    答え ◯ 正しい

    あわせて、2016年度までに大学入試センター試験で高得点をとることも目標としていました。

  2. 2016年度の東大入試を想定した論述式の模試では、数学の日本語の問題文を、人があらかじめ数式に書き直してから東ロボくんに解かせていた。

    答えを見る

    答え × 誤り

    国立情報学研究所の発表によると、問題文を計算できる形に変換し、数式処理で解くまでを人手を介さずに行いました。数学(理系)の偏差値は76.2でした。

この用語の練習問題

1問
  1. #0136東ロボくんの成果と課題難易度 基礎・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術4

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