AI用語集・ディープラーニングの応用例

NAS(Neural Architecture Search)とは

ナスNeural Architecture Search略語 NAS

別名:ニューラルアーキテクチャ探索、ニューラルアーキテクチャサーチ、Neural Architecture Search

  • シラバス 技術26
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題1問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

NAS(Neural Architecture Search)とは、ニューラルネットワークの構造を、人手に代わって自動で探索する手法のことです。

くわしく

NAS(Neural Architecture Search)は、ニューラルネットワークの設計を自動化する手法です。層を何層重ねるか、フィルタの大きさをどうするか、層どうしをどうつなぐかといった構造は、長く研究者が経験と試行錯誤で決めてきました。NASは、この設計作業をアルゴリズムに任せます。機械学習の自動化(AutoML)の一分野です。

3つの要素

NASの手法は、次の3つの組み合わせとして整理されます。

  • 探索空間:どんな構造を候補にするか。層の種類、フィルタの大きさ、つなぎ方などの選択肢を決めます。
  • 探索戦略:候補の中からどう選んでいくか。強化学習、進化的アルゴリズム、ベイズ最適化、勾配にもとづく方法などがあります。
  • 性能の評価方法:選んだ構造がどれだけよいかをどう見積もるか。実際に学習させて、検証データで精度を測るのが基本です。

代表的な研究

2016年に発表されたZophとLeの研究では、RNNで作ったコントローラが構造の設計図を出力し、その構造を学習させたときの精度を報酬として、強化学習でコントローラを改善しました。CIFAR-10では人が設計した最良のモデルに匹敵する結果を出しましたが、800台のGPUを3〜4週間使うほどの計算が必要でした。

その後、小さなデータセットで部品(セル)を探して大きなモデルに転用するNASNet、端末での推論の速さも目的に加えたMnasNet、同じ探索空間でベースのモデルを探したEfficientNetなどが登場しました。

ハイパーパラメータの探索との違い

グリッドサーチなどのハイパーパラメータの探索は、主に学習率などの設定値を探します。NASは、ネットワークの構造そのものを探す点が異なります。ただし、候補ごとに学習が必要で費用がかさむ点は共通しています。

覚え方

「NASは、ネットワークの設計図そのものを探す」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

ネットワークの構造そのものを自動で探索する手法であることと、強化学習などを使った探索の仕組みが問われます。NASで設計されたMnasNetやEfficientNetとの関係、計算コストの大きさも論点です。

シラバスでは「NAS(Neural Architecture Search)」と表記されています。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. NASで構造を探索する方法は、強化学習を使うものに限られる。

    答えを見る

    答え × 誤り

    初期の代表的な研究は強化学習を使いましたが、進化的アルゴリズム、ベイズ最適化、勾配にもとづく方法なども使われています。

  2. ZophとLeが2016年に発表した、強化学習を使うNASの研究では、探索に数百台規模のGPUを数週間使うほどの計算資源が必要だった。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    NASのサーベイ論文では、800台のGPUを3〜4週間使ったと紹介されています。候補の構造を評価するたびに学習が必要なためで、その後は計算の費用を減らす工夫が進みました。

  3. NASNetは、小さなデータセットで探索した構造の部品(セル)を積み重ね、より大規模なImageNetの画像分類に転用した。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    CIFAR-10でセルの構造を探索し、そのセルを多数重ねてImageNet用のモデルを作りました。大きなデータセットで直接探索するより、計算を大きく減らせます。

この用語の練習問題

1問
  1. #0209モバイル向けモデルの自動設計難易度 標準・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術26

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