AI用語集・ディープラーニングの概要

グリッドサーチとは

ぐりっどさーちgrid search

別名:格子探索

  • シラバス 技術16
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題1問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

グリッドサーチとは、ハイパーパラメータごとに候補値を決め、そのすべての組み合わせを試して、検証データで最もよい組み合わせを選ぶ探索方法のことです。

くわしく

グリッドサーチは、ハイパーパラメータの候補値をあらかじめ決め、そのすべての組み合わせを試して、最もよいものを選ぶ方法です。日本語では格子探索ともいいます。

マス目を全部調べる

2種類のハイパーパラメータを調べる場面を考えます。学習率の候補を横軸に、正則化の強さの候補を縦軸に並べると、方眼紙のような格子ができます。グリッドサーチは、この格子の交点をすべて調べます。交点ごとにモデルを学習させ、検証データや交差検証で性能を比べます。

組み合わせの数

試す回数は、各ハイパーパラメータの候補数の掛け算です。たとえば学習率を3通り(0.1、0.01、0.001)、バッチサイズを4通り(16、32、64、128)用意すると、3 × 4 = 12通りです。ここにドロップアウト率を3通り加えると、12 × 3 = 36通りになります。種類が増えるたびに掛け算で増えるため、種類が多いと現実的な時間では調べきれません。

長所と短所

長所は、しくみが単純で、決めた範囲を漏れなく調べられることです。

短所は3つあります。1つ目は、種類が増えると組み合わせが急増することです。2つ目は、候補値の間を調べないことです。最適な値が格子の間にあると見逃します。3つ目は、性能にほとんど影響しないハイパーパラメータにも同じだけ試行を割り当てるため、計算が無駄になりやすいことです。

ランダムサーチとの使い分け

深層学習の代表的な教科書では、ハイパーパラメータが3種類以下ならグリッドサーチがよく使われると説明しています。種類が多いときは、試行回数を自由に決められるランダムサーチや、結果をもとに次の候補を選ぶベイズ最適化が向いています。学習率のように桁が大きく変わる値は、0.1、0.01、0.001のように対数の目盛りで等間隔に候補を置くのが一般的です。

覚え方

「グリッドは格子。マス目を全部、掛け算の回数だけ試す」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

候補値のすべての組み合わせを試すしくみ、組み合わせ数の計算、種類が増えると試行回数が掛け算で増える弱点、ランダムサーチとの使い分けが問われます。

混同しやすい用語

用語意味
グリッドサーチこのページの用語ハイパーパラメータごとに候補値を決め、そのすべての組み合わせを試して、検証データで最もよい組み合わせを選ぶ探索方法
ランダムサーチハイパーパラメータの値を指定した範囲から無作為に選んで、決めた回数だけ試し、最もよい組み合わせを選ぶ探索方法

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. 3種類のハイパーパラメータに、それぞれ4つの候補値を用意してグリッドサーチを行うと、評価する組み合わせは64通りになる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    組み合わせの数は候補数の掛け算で、4×4×4=64通りです。候補が4つずつなら、種類が1つ増えるたびに組み合わせの数は4倍になります。

  2. グリッドサーチでは、用意した候補値と候補値の間にある値は評価されない。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    格子の交点だけを調べるためです。最適な値が候補の間にあると見逃すので、粗く調べてから範囲を絞って細かく調べ直すことがあります。

  3. グリッドサーチは、それまでの試行の結果をもとに、次に試す候補値を選んでいく探索方法である。

    答えを見る

    答え × 誤り

    グリッドサーチは、試す組み合わせを最初にすべて決めます。結果をもとに次の候補を選ぶのは、ベイズ最適化などの方法です。

この用語の練習問題

1問
  1. #0046ハイパーパラメータの探索方法難易度 応用・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術16

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