AI用語集・ディープラーニングの概要

ランダムサーチとは

らんだむさーちrandom search

別名:ランダム探索

  • シラバス 技術16
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題1問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

ランダムサーチとは、ハイパーパラメータの値を指定した範囲から無作為に選んで、決めた回数だけ試し、最もよい組み合わせを選ぶ探索方法のことです。

くわしく

ランダムサーチは、ハイパーパラメータの値を、決めた範囲から無作為に選んで試す探索方法です。試す回数を先に決めておき、その回数だけ値を選んでモデルを学習させます。検証データで最もよかった組み合わせを採用します。

なぜ無作為が効くのか

ハイパーパラメータがたくさんあっても、性能を大きく左右するのは一部だけということがよくあります。ここでは、性能に強く効く学習率と、ほとんど効かない別の値の2種類を、9回の試行で調べる例を考えます。

グリッドサーチで各3通りずつ(3 × 3 = 9回)試すと、学習率は3通りしか試せません。同じ学習率で効かない値だけを変えた試行が3回ずつ重なり、その分は学習率の比較に役立ちません。ランダムサーチでは、9回とも学習率が異なる値になるので、学習率を9通り試せます。同じ計算量で、重要な値をより細かく調べられるわけです。

この考え方は、2012年にバーグストラとベンジオが論文で示しました。どのハイパーパラメータが重要かはデータによって変わり、事前に見極めにくいことも指摘しています。そのため、新しいデータに対して格子をうまく設計するのは難しくなります。

使い方の工夫

  • 試行回数をハイパーパラメータの種類と関係なく決められるので、計算の予算を立てやすくなります。
  • 学習率のように桁が変わる値は、0.0001〜0.1のような範囲から、対数の目盛りで均等に選びます。
  • 1回目の結果を見て範囲を絞り、もう一度ランダムサーチを行うこともあります。

弱点

無作為に選ぶため、運によっては似た値ばかり選ばれたり、よい領域を見逃したりします。必ず最良の組み合わせが見つかるわけではありません。さらに効率を求める場合は、過去の結果から次の候補を選ぶベイズ最適化などが使われます。

覚え方

「回数は先に決める、値はくじ引きで選ぶ」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

値を無作為に選んで決めた回数だけ試すしくみと、性能を左右するハイパーパラメータが一部に限られる場面で、グリッドサーチより効率よく探せる理由が問われます。

混同しやすい用語

用語意味
ランダムサーチこのページの用語ハイパーパラメータの値を指定した範囲から無作為に選んで、決めた回数だけ試し、最もよい組み合わせを選ぶ探索方法
グリッドサーチハイパーパラメータごとに候補値を決め、そのすべての組み合わせを試して、検証データで最もよい組み合わせを選ぶ探索方法

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. ランダムサーチでは、調べるハイパーパラメータの種類の数とは関係なく、試行回数を自由に決められる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    グリッドサーチの試行回数は、候補数の掛け算で決まります。ランダムサーチは、計算の予算に合わせて回数を先に決められます。

  2. ランダムサーチは、同じ試行回数であれば、グリッドサーチより必ずよい組み合わせを見つける。

    答えを見る

    答え × 誤り

    多くの場面で効率がよいとされますが、無作為に選ぶので、運によってはよい領域を見逃します。必ず上回るわけではありません。

  3. 学習率のように有効な値の桁が大きく変わるハイパーパラメータは、対数の目盛りで均等になるように値を選ぶことが多い。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    0.0001〜0.1をそのまま均等に選ぶと、約9割が0.01以上の値になります。対数で選ぶと、各桁を同じくらい試せます。

この用語の練習問題

1問
  1. #0046ハイパーパラメータの探索方法難易度 応用・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術16

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