AI用語集・ディープラーニングの要素技術

重みとは

おもみweight

別名:結合重み、重みパラメータ

  • シラバス 技術17
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題2問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

重みとは、ニューラルネットワークで各入力に掛ける係数で、入力が出力に与える影響の強さと向きを表し、学習によって値が調整されるパラメータのことです。

くわしく

重みは、ニューラルネットワークのユニットどうしのつながりごとに割り当てられた数値です。ユニットは、受け取った入力の1つ1つに重みを掛けて足し合わせ、バイアスを加えます。その結果を活性化関数に通したものが、そのユニットの出力になります。

出力 = 活性化関数(重み1 × 入力1 + 重み2 × 入力2 + … + バイアス)

重みが表すもの

重みは、その入力が出力にどれだけ、どちら向きに効くかを表します。絶対値が大きいほど影響が強く、正の重みは入力が大きいほど重み付き和を押し上げ、負の重みは押し下げます。0に近い重みの入力は、ほとんど無視されます。迷惑メールの判定なら、「当選」のような語を含むことに正の重みが付くように学習が進みます。

学習とは重みを調整すること

学習とは、損失関数の値が小さくなるように、重みとバイアスを少しずつ調整することです。誤差逆伝播法で各重みについての勾配を求め、勾配降下法などで値を更新します。学習の前には、重みを小さな乱数で初期化します。学習率や層の数のように人が事前に決めるハイパーパラメータとは違い、重みはデータから決まるパラメータです。

重みの数とモデルの規模

全結合層では、入力の数×出力の数だけ重みがあります。バイアスは出力の数しかないため、パラメータの大半は重みが占めます。2020年に発表されたGPT-3は、1,750億個のパラメータをもつと報告されています。

重みに関わる技術

  • 重みの共有:畳み込み層は、同じフィルタの重みを画像全体で使い回します。
  • 正則化:L2正則化は、重みが大きくなりすぎないよう罰則を加え、過学習を抑えます。
  • 軽量化:量子化は重みを少ないビット数で表し、プルーニングは重要度の低い重みを取り除きます。

覚え方

「重みは入力ごとの効き具合のつまみ。学習はそのつまみを回す作業」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

入力に重みを掛けて足し合わせ、バイアスを加える計算の流れ、学習で調整されるのが重みとバイアスであること、ハイパーパラメータとの違い、全結合層の重みの数(入力数×出力数)の数え方が問われます。

混同しやすい用語

用語意味
重みこのページの用語ニューラルネットワークで各入力に掛ける係数で、入力が出力に与える影響の強さと向きを表し、学習によって値が調整されるパラメータ
ハイパーパラメータ学習率やバッチサイズ、層の数のように、訓練データからの学習では決まらず、学習を始める前に設定しておく値

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. あるユニットへの入力の重みが負の値であれば、ほかの入力が変わらないとき、その入力の値が大きくなるほど、そのユニットの重み付き和は小さくなる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    負の重みを掛けると、入力が大きいほど足し合わせる値が小さくなります。重みの符号は効く向きを、絶対値は効く強さを表します。

  2. 学習を終えたモデルで推論するときは、重みは更新されず、固定された値として使われる。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    重みを更新するのは学習のときだけです。推論では、学習で決まった重みを入力に掛けて出力を計算します。

  3. 深いニューラルネットワークでは、個々の重みの値を調べれば、モデルがなぜその予測をしたのかを直接読み取れる。

    答えを見る

    答え × 誤り

    重みは膨大な数があり、層を通じて複雑に組み合わさって働くため、1つ1つの値から理由を読み取ることは困難です。そのため、Grad-CAMやSHAPなどの説明手法が使われます。

この用語の練習問題

2問
  1. #0139神経回路とニューラルネットワーク難易度 基礎・単一選択未回答
  2. #0047全結合層のパラメータ数難易度 標準・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術17

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