AI用語集・ディープラーニングの応用例

DeepLabとは

ディープラボ

  • シラバス 技術26
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題1問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

DeepLabとは、Atrous Convolutionで解像度を保ちつつ広い範囲の文脈を捉える、セマンティックセグメンテーションのモデル群のことです。

くわしく

DeepLabは、Liang-Chieh Chenらが2014年から改良を重ねてきた、セマンティックセグメンテーションのモデル群です。どの版にも共通する中心の道具が、Atrous Convolutionです。

解決したかった問題

画像分類のCNNは、プーリングやストライドで特徴マップを何度も縮めます。縮めると何が写っているかは判断しやすくなりますが、どの画素までが物体かという細かな位置の情報は失われます。セグメンテーションでは、これが物体の境界のぼやけにつながります。

Atrous Convolution

DeepLabは、途中の縮小を一部やめ、代わりにフィルタの要素の間を空けたAtrous Convolution(Dilated Convolutionとも呼ぶ)を使います。パラメータや計算量を増やさずに広い範囲を見渡せるので、特徴マップの解像度を保ったまま広い文脈を捉えられます。

版ごとの主な工夫

  • v1(2014年):CNNの出力を全結合CRFで後処理し、物体の境界を整えました。
  • v2(2016年):間隔の異なるAtrous Convolutionを並列に使うASPPを導入し、さまざまな大きさの物体に対応しました。
  • v3(2017年):ASPPに画像全体の特徴を加えて改良し、CRFの後処理なしで以前の版を上回りました。
  • v3+(2018年):v3をエンコーダとして使い、境界を細かく復元するデコーダを加えました。

ほかのモデルとの違い

U-NetやSegNetは、縮めた特徴をデコーダで段階的に戻します。PSPNetは、複数の大きさの格子でプーリングして画像全体の文脈を捉えます。DeepLabは、縮めすぎないという方向から取り組んだ点が特徴です。

覚え方

Atrousはフランス語の「à trous(穴あき)」に由来します。「DeepLabは穴あきフィルタで遠くまで見る」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

Atrous Convolution(Dilated Convolution)で受容野を広げる点、間隔の異なる畳み込みを並べるASPP、初期の版の全結合CRFによる境界の補正など、ほかのセグメンテーションモデルとの違いが問われます。

混同しやすい用語

用語意味
DeepLabこのページの用語Atrous Convolutionで解像度を保ちつつ広い範囲の文脈を捉える、セマンティックセグメンテーションのモデル群
PSPNet大きさの異なる領域ごとにプーリングするピラミッドプーリングモジュールで、画像全体の文脈を捉えるセグメンテーションのモデル
U-Net特徴を縮めて取り出す経路と解像度を戻していく経路をU字型に組み、両者をスキップ結合でつないだ、セグメンテーション用のCNN

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. DeepLabのASPPは、間隔の異なる複数のAtrous Convolutionを並列に適用し、さまざまな大きさの物体や文脈を捉える。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    ASPPはAtrous Spatial Pyramid Poolingの略です。間隔の小さい畳み込みは細かな部分を、大きい畳み込みは広い範囲の文脈を捉え、その結果を統合します。

  2. DeepLabは、どの版でも、ネットワークの出力を全結合CRFで後処理することを前提としている。

    答えを見る

    答え × 誤り

    全結合CRFで物体の境界を整えるのは、初期の版(v1・v2)の特徴です。DeepLabv3は、CRFの後処理なしで以前の版を上回る性能を報告しています。

  3. DeepLabv3+は、DeepLabv3をエンコーダとして使い、物体の境界を細かく復元するデコーダを加えたモデルである。

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    答え ◯ 正しい

    エンコーダ・デコーダの構造を取り入れ、エンコーダの途中の細かい特徴もデコーダで使います。これにより、物体の輪郭付近の精度が上がりました。

この用語の練習問題

1問
  1. #0065セグメンテーションモデルの構造難易度 応用・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術26

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