知識を扱うAIシステムやプロジェクトであるイライザ(ELIZA)、マイシン(MYCIN)、Cycプロジェクト、ワトソンを、開発や始動の時期が古い順に並べたものとして、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 A
この問題の論点:知識を扱うAIシステムの年代順
ポイント
古い順に、パターン照合のイライザ、専門知識のマイシン、一般常識のCyc、大量の文書のワトソンです。知識の扱い方の変化と結び付けます。
選択肢ごとの解説
- A
適切 正解
イライザは1960年代半ば、マイシンは1970年代前半に開発されました。Cycプロジェクトは1984年に始まりました。ワトソンは2000年代後半に開発が進み、2011年にクイズ番組で人間のチャンピオンに勝ちました。
- B
不適切
イライザの論文は1966年に発表されており、1970年代に開発されたマイシンより前です。イライザは、第1次AIブームの時期に作られた対話プログラムです。
- C
不適切
Cycプロジェクトの始動は1984年で、マイシンより10年ほど後です。エキスパートシステムで一般常識の不足が課題になったことが、Cycプロジェクトの背景にあります。
- D
不適切
ワトソンがクイズ番組で勝ったのは2011年で、1984年に始まったCycプロジェクトより後です。ワトソンは、大量の文書を使う質問応答のシステムとして注目されました。
試験での狙われ方
年代を問う問題では、第1次・第2次・第3次AIブームのどの時期のシステムかを手がかりにすると整理しやすくなります。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目4 知識表現とエキスパートシステム)
- Joseph Weizenbaum, ELIZA—A Computer Program for the Study of Natural Language Communication Between Man and Machine, Communications of the ACM 9(1) (1966)
- Edward H. Shortliffe, Bruce G. Buchanan, A model of inexact reasoning in medicine, Mathematical Biosciences 23(3-4) (1975)
- Douglas B. Lenat, CYC: A Large-Scale Investment in Knowledge Infrastructure, Communications of the ACM 38(11) (1995)
- David Ferrucci et al., Building Watson: An Overview of the DeepQA Project, AI Magazine 31(3) (2010)