G検定 練習問題 #0012・知識表現とエキスパートシステム

エキスパートシステム開発の課題

人工知能をめぐる動向 › 知識表現とエキスパートシステム 単一選択 難易度 標準

ある製造業の企業が、熟練技術者の故障診断のノウハウをif-thenルールとして記述し、エキスパートシステムを開発している。しかし、技術者から知識を聞き出してルールにする作業が、想定より大幅に遅れている。この状況に関する説明として、最も適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 A

この問題の論点:エキスパートシステム開発の課題

ポイント

エキスパートシステムでは、専門家の知識を聞き出してルールとして記述する工程が大きな障壁になりました。これを知識獲得のボトルネックといいます。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切 正解

    専門家自身もうまく説明できない経験則が多く、聞き取りとルール化に大きな手間がかかります。エキスパートシステムが広く普及しきれなかった大きな理由の1つです。

  2. B

    不適切

    ルールが増えるほど、矛盾や重複の確認、新しい知識の追加といった保守の負担は重くなります。推論エンジンが矛盾を自動で解消してくれるわけではありません。

  3. C

    不適切

    意味ネットワークも知識を表す形式の1つにすぎません。表現の形式を変えても、専門家から知識を引き出して記述する手間は残ります。問題は表し方ではなく、知識を集める工程にあります。

  4. D

    不適切

    知識の聞き取りを助けるインタビューシステムが研究されてきました。たとえばTEIRESIASは、MYCINの知識ベースに専門家の知識を対話的に追加するためのシステムです。

試験での狙われ方

エキスパートシステムが抱えた課題を、具体的な開発場面に当てはめて問う形がよく見られます。

参考

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