G検定 練習問題 #0273・AI開発委託契約

段階ごとのモデル契約の種類

AIに関する法律と契約 › AI開発委託契約 組合せ 難易度 基礎

経済産業省「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」は、探索的段階型の開発について、段階ごとにモデル契約を示している。次の(ア)〜(ウ)の段階と、それぞれで結ぶことが想定されている契約の組合せとして、最も適切なものを1つ選べ。(ア)アセスメント段階 (イ)PoC段階 (ウ)開発段階

正解と解説を見る

解説

正解 B

この問題の論点:段階ごとのモデル契約の種類

ポイント

モデル契約は、アセスメントは秘密保持契約、PoCは導入検証契約、開発はソフトウェア開発契約という対応で示されています。

選択肢ごとの解説

  1. A

    不適切

    導入検証契約はPoC段階の契約で、試作したモデルで精度などを検証し、結果をレポートにまとめる業務を想定しています。データを初めて開示するアセスメント段階では、まず秘密保持契約を結びます。

  2. B

    適切 正解

    アセスメント段階では、一部のデータを渡して導入できそうかを見極めるため、まず秘密保持契約(NDA)を結びます。PoC段階は導入検証契約で精度などを検証し、その結果を見て開発段階のソフトウェア開発契約に進みます。

  3. C

    不適切

    PoC段階は、開発に進むかを判断するための検証で、実際に使うモデルを作る段階ではありません。また、保守契約は運用を始めた後の取り決めで、開発段階で結ぶ契約ではありません。

  4. D

    不適切

    アセスメント段階は、AIで課題を解決できそうかを短期間で見極める段階です。ここで開発の契約を結ぶと、成果の見通しが立たないまま費用と義務を確定させることになり、段階を分ける意味が失われます。

補足

探索的段階型の4つ目は、納めたモデルに追加のデータで学習させる追加学習段階です。ガイドラインが示すモデル契約書は、秘密保持契約書、導入検証契約書、ソフトウェア開発契約書の3つで、追加学習段階のものはありません。再学習の扱いは、保守の契約などで個別に取り決めます。

試験での狙われ方

段階の名前と契約の名前を入れ替えた組合せや、各段階の目的と結びつけた形で問われやすい論点です。

参考

表示設定

テーマ
文字の大きさ
問題演習