AI用語集・機械学習の概要

ホールドアウト検証とは

ほーるどあうとけんしょうholdout validation

別名:ホールドアウト法

  • シラバス 技術10
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題2問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

ホールドアウト検証とは、手元のデータを学習用と評価用に一度だけ分け、学習に使わなかった評価用データでモデルの性能を測る方法のことです。

くわしく

ホールドアウト検証は、モデルの汎化性能を見積もる、最も単純で基本的な方法です。手元のデータの一部を取っておき(hold out)、学習には使わずに評価だけに使います。

手順

  1. データを無作為に並べ替え、学習用と評価用に分けます。たとえば1,000件なら、800件で学習し、200件で評価します。
  2. 学習用データだけでモデルを学習します。
  3. 評価用データで予測し、正解率やMSEなどの指標を計算します。

学習に使ったデータで評価すると、答えを覚えただけのモデルでも高い成績が出ます。評価用データを学習から切り離すことで、未知のデータに対する性能の目安が得られます。

検証用とテスト用

ハイパーパラメータを調整する場合は、データを学習用・検証用・テスト用の3つに分けます。検証用データの成績を見ながら調整を重ねると、その成績は合わせ込んだ分だけ楽観的になるためです。テスト用データは最後の評価まで使わずに残します。

長所と短所

長所は、学習と評価が1回ずつで済み、計算が軽いことです。データが大量にあるときや、1回の学習に時間がかかるディープラーニングで使いやすい方法です。

短所は、評価値が分け方の偶然に左右されることです。評価用データが少ないと、どのデータが入ったかで成績が大きく揺れます。

交差検証との違い

k-分割交差検証は、データをk個に分け、評価役を入れ替えながら学習と評価をk回繰り返して平均をとります。すべてのデータが一度ずつ評価に使われるため評価は安定しますが、計算量はおよそk倍です。データが少ないときは交差検証、多いときや学習が重いときはホールドアウト検証、というのが基本の使い分けです。

なお、時系列データでは無作為に分けず、古い期間を学習用、新しい期間を評価用にします。

覚え方

「hold out=取っておく。評価用データは最後まで取っておく」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

データを一度だけ分けて評価するという手順と、計算が軽い一方で分け方の偶然に評価値が左右されやすい点、k-分割交差検証との使い分けが、場面設定や正誤の判断の形で問われます。

混同しやすい用語

用語意味
ホールドアウト検証このページの用語手元のデータを学習用と評価用に一度だけ分け、学習に使わなかった評価用データでモデルの性能を測る方法
交差検証データを複数のグループに分け、検証用のグループを入れ替えながら学習と評価を繰り返して、モデルの汎化性能を見積もる方法

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. ホールドアウト検証では、学習用と評価用の分け方を変えると、同じ設定のモデルでも評価値が変わることがある。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    どのデータが評価用に入るかは、分割の偶然で決まります。評価用データが少ないほど、この揺れは大きくなります。

  2. ホールドアウト検証には、k-分割交差検証と同じく、手元のすべてのデータが一度は評価に使われるという特徴がある。

    答えを見る

    答え × 誤り

    ホールドアウト検証では、学習用に回したデータは評価に使われません。すべてのデータが一度ずつ評価役になるのは、評価役を入れ替えながら繰り返すk-分割交差検証の特徴です。

  3. 解約した顧客が全体の5%しかないデータでホールドアウト検証をするとき、学習用と評価用で解約者の割合がそろうように分ける方法がある。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    無作為に分けると、評価用に解約者がほとんど入らないことがあります。クラスの割合を保って分ける方法を層化抽出といい、scikit-learnのtrain_test_split関数ではstratify引数で指定できます。

この用語の練習問題

2問
  1. #0346大規模データでの検証方法難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0444同一個体をまたぐデータ分割難易度 応用・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術10

誤りを報告

表示設定

テーマ
文字の大きさ
問題演習