経済産業省「AI・データの利用に関する契約ガイドライン(データ編)」は、データの利用に関する契約を、データ提供型、データ創出型、データ共用型(プラットフォーム型)の3つの類型に分けている。次の取引のうち、データ創出型に当たるものとして、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 B
この問題の論点:データ契約の3類型の見分け
ポイント
データ創出型は、複数の当事者の関与で新たに生まれるデータについて、関与した当事者の間で利用権限を取り決める類型です。
選択肢ごとの解説
- A
不適切
一方の当事者だけが保持しているデータを相手方に渡す取引なので、データ提供型です。提供の方法や利用できる範囲、相手方が加工して生まれた派生データの扱いなどを取り決めます。
- B
適切 正解
メーカーの機械と顧客の稼働という複数の当事者の関与によって、それまでなかったデータが生まれる場面です。データ創出型では、データの創出に関わった当事者の間で、誰がどの範囲で利用できるかを取り決めます。
- C
不適切
プラットフォームを通じて複数の事業者がデータを共用する取引なので、データ共用型(プラットフォーム型)です。参加できる者の範囲や、持ち寄ったデータの利用のルールを定めます。
- D
不適切
学習済みモデルの開発を委託する契約は、ガイドラインのAI編が扱うソフトウェア開発の契約です。データ編の3類型は、データの提供・創出・共用の場面で、データの利用権限などを取り決める契約を分類したものです。
試験での狙われ方
取引の場面を示し、データ提供型・データ創出型・データ共用型のどれに当たるかを見分ける形が考えられます。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (法律・倫理分野 項目6 AI開発委託契約)
- 経済産業省「AI・データの利用に関する契約ガイドライン(データ編)」1.1版(2019年12月) (データ契約の類型(データ提供型・データ創出型・データ共用型))