受験ガイド

G検定を1週間・2週間・1か月で準備するには:経験別の見込みと日ごとの勉強プラン

要点

  • JDLAの2026年の受験者アンケート(有効回答881)で最も多かった学習時間は30〜50時間(32.2%)でした。1週間でこの層に届かせるには、毎日4時間を超える計算です(JDLA「G検定について」。日数で割った計算は当サイト)
  • オンライン試験は100分で145問程度、1問あたり約41秒です。試験の途中で一時停止することはできません(JDLA「よくある質問」。1問あたりの秒数は当サイトの計算)
  • このページの1日あたりの時間は当サイトの見積もりで、調査データではありません。30〜50時間(32.2%)の層に届かせるなら、2週間で1日約2〜3.5時間、1か月で約1〜1.7時間です(当サイトの計算)

最終確認日:2026年11月1日 出典は記事の最後にまとめています。

目次
  1. G検定は1週間や2週間の勉強で合格できますか?
  2. 一夜漬けや3日の勉強でも間に合いますか?
  3. 短期間で準備するときは、どんな順番で進めればいいですか?
  4. 1週間で準備するなら、毎日何をすればいいですか?
  5. 2週間で準備するなら、毎日何をすればいいですか?
  6. 1か月で合格を目指すなら、どう進めればいいですか?
  7. 時間が足りないとき、何を後回しにしていいですか?
  8. G検定の勉強に近道はありますか?
  9. 間に合わないと感じたら、どうすればいいですか?

G検定は1週間や2週間の勉強で合格できますか?

AIや機械学習をすでに学んだ人なら、1〜2週間でも準備が間に合う可能性はあります。AIもITも初めての人が1〜2週間で準備するのは、当サイトとしてはすすめません。分かれ目は期間の長さより、試験日までに確保できる合計の時間です。

JDLAの2026年の受験者アンケート(有効回答881)では、学習時間は30〜50時間(32.2%)が最も多く、15〜30時間(21.8%)、50〜70時間(19.6%)が続きます(JDLA「G検定について」)。このアンケートは、ページの本文では受験者に聞いたもの、グラフの題では「合格者アンケート」と書かれていて、対象がどちらかははっきりしません(2026年11月1日確認)。経験別の見込みを日数で割ると、1日に必要な時間は次のとおりです。

いまの状態見込む合計1週間なら1日2週間なら1日1か月なら1日
機械学習を学んだ・使ったことがある15〜30時間(21.8%)の層約2〜4.5時間約1〜2時間約30〜60分
IT業務の経験はあるが、機械学習は初めて30〜50時間(32.2%)の層約4.5〜7時間約2〜3.5時間約1〜1.7時間
AIもITも初めて50〜70時間(19.6%)の層、またはそれ以上約7〜10時間約3.5〜5時間約1.7〜2.3時間

見込む合計は「G検定の勉強時間」で示した当サイトの推計です。1日の時間は、それを7日・14日・30日で割った計算値で、毎日続けた場合の数字です。見込む合計と1日の時間は、すべて当サイトの見積もりで、調査データではありません。JDLAは経験別・期間別の学習時間を公表していません。合格ラインも公表されていませんので、何時間やれば受かるという保証はありません。

表から見た当サイトの考えは次のとおりです。

  • 1週間:機械学習の経験がある人なら現実的です。IT経験だけの人は、休みを取るなどして1日4時間を超える時間を7日続けられるかが分かれ目です。初めての人は、次の回に回すことも考えます。
  • 2週間:IT経験のある人なら、平日2時間と週末の長めの時間で届く範囲です。初めての人は、1日3.5時間以上を14日続けられるかを先に見積もります。
  • 1か月:どの層でも、毎日続ければ届く範囲です。

短い期間で合格したという体験談は、期間だけでなく、合計の時間と始めたときの状態もあわせて読みます。2026年7月の回にオンラインで合格した受験者は、理系出身で基本情報技術者試験に合格済み、学生時代に機械学習・ディープラーニングを研究していた状態から始めました。「学習期間は3週間、総学習時間は約30時間。」と書いています(Zenn、2026年8月10日)。1人の体験で、ほかの人も同じ時間で足りるとは限りません。

JDLAのサイトの体験談には、事前知識は「AIの二文字を知っている程度」で、統計検定2級を持つ受験者の例があります。本格的に勉強を始めたのは試験の2週間前からで、1週間前からは仕事を定時で切り上げたそうです。学習時間は「30時間程度だと思います」と書いています(JDLA「G検定について」)。2022年7月の試験を受けた1人の体験で、試験の形式が今と違う時期のものです。ほかの人も同じ時間で足りるとは限りません。

一夜漬けや3日の勉強でも間に合いますか?

一夜漬けや3日では準備が足りない可能性が高く、当サイトとしてはすすめません。オンライン試験は100分で145問程度を解くので、1問あたり約41秒しかありません。一晩で詰め込んだ知識で、この速さを保つのは難しいからです。

  • 範囲が広い:シラバスは技術分野の37項目と法律・倫理分野の18項目、あわせて55項目です。当サイトの学習ガイドを1項目約10分で読むだけでも、約9時間かかります(当サイトの見積もり)。
  • 思い出す速さが足りない:一晩で覚えた用語は「見ればわかる」止まりになりやすく、選択肢を読み比べながら思い出す余裕はありません。
  • 途中で休めない:試験の途中で一時停止することはできません。睡眠を削ったまま100分集中し続けるのは避けたいところです。
  • 取り消しの期限:個人で申し込んだオンライン試験の受験日程の予約を取り消せるのは、受験日の前々日の23:59:59までです。団体経由の申込は取り消せません(JDLA「キャンセルポリシー」、2026年11月1日確認)。前日の夜に間に合わないと気づいても、予約は取り消せません。

それでも試験が明日なら、3時間ほどを次の順に使います。当サイトの提案です。

  1. まとめシートで、10分野の要点をひととおり見る(約1時間)。
  2. 暗記カードと◯×一問一答で、法律・倫理と、意味をすぐに言えない用語を確かめる(約1時間)。
  3. 模擬試験のスピードドリル(10問)を2〜3回解き、1問約41秒のペースをつかむ(約20分)。
  4. 「オンライン受験の当日チェックリスト」に沿って受験環境を確かめ、早めに寝る(約30分)。

短期間で準備するときは、どんな順番で進めればいいですか?

診断で弱い分野を見つけ、その分野の問題を解き、用語をくり返し、時間を計った模擬試験で確かめ、間違えた問題を解き直す順番で進めます。期間が短くても、この順番は変わりません。

順番やること使うページ時間の目安
1大項目ごとの正答率を測る実力診断(20問・時間制限なし)約30分
2優先順位の高い大項目から要点を読み、問題を解く学習ガイド、問題演習1項目約10分、1問約1.5分
3用語をすぐに思い出せるまでくり返す暗記カード、◯×一問一答1回10〜20分
4本番と同じ時間で通して解く模擬試験 第1回100分と、結果の確認に約1時間
5間違えた問題を解き直す復習、まとめノート1〜2時間
6時間配分と当日の準備を決める「時間配分」「当日チェックリスト」約30分

時間の目安は当サイトの見積もりです。1項目約10分と1問約1.5分は、学習プランが1日の分量を決めるときの数字と同じです。

  • 実力診断の結果の「学習の優先順位」では、正答率が低く、出題の目安(当サイトの推計)が大きい大項目ほど上に並びます。それぞれの大項目から10問ずつ解き始められます。
  • 模擬試験の第1回〜第3回は、いつ解いても同じ問題です(問題の追加や修正にあわせて、一部が入れ替わることがあります)。本番と同じ145問程度・100分の形式で、大項目の配分は当サイトの推計です。結果では、区分ごとの正答率と時間のかかった問題がわかります。
  • 模擬試験と問題演習で間違えた問題は、復習の「間違えた問題」に集まります。受験予定回を選んでおくと、試験の前日までに復習が回るよう、出題の間隔が調整されます。

1週間で準備するなら、毎日何をすればいいですか?

学習ガイドを最初から読むのはやめ、弱い大項目の演習から始めます。学習プランも、試験まで10日を切ると、基礎を省いて演習から始める計画を作ります。下の表は、1日3〜4時間(前日は約2時間)、合計約24時間を想定した当サイトの例です。8日目が試験日です。

日やること時間の目安
1日目実力診断を受け、「学習の優先順位」の上から3つの大項目を選ぶ。1つ目の大項目の要点を学習ガイドで読み、その問題を解く約3時間
2日目2つ目と3つ目の大項目を同じように進める。前日に間違えた問題と勘で当たった問題は、復習の「今日の復習」で解き直す約4時間
3日目「AIに関する法律と契約」と「AI倫理・AIガバナンス」の2つの大項目を進める(診断の結果がよくても1回は通す)。最後に模擬試験のミニ模試を本番のペースで解く約4時間
4日目まだ触れていない大項目を、問題演習で大項目を選んで10問ずつ解く。計算は「5つの型」だけ手で解く約4時間
5日目模擬試験 第1回を100分で通して解き、区分ごとの正答率と時間のかかった問題を確かめる約3時間
6日目第1回で間違えた問題を解き直し、正答率の低い区分の要点を読み直す。用語は暗記カードで確かめる約4時間
7日目(前日)まとめノートとまとめシートで見直し、スピードドリルでペースを確かめる。受験環境を確かめて早めに寝る約2時間

合計約24時間は、最初の表でいえば、機械学習の経験がある人の層に当たる量です。IT業務の経験だけの人や初めての人には足りない可能性が高いので、2〜4日目と6日目の問題演習を増やし、1日の時間を最初の表の目安に近づけます。すきま時間には、◯×一問一答を数分ずつ挟みます。

2週間で準備するなら、毎日何をすればいいですか?

前半の1週間で学習ガイドの全10章をひととおり読み、後半の1週間を演習と模擬試験に充てます。学習プランの「2週間で準備する場合」の例と同じ区切りで、1日約2〜3.5時間を想定しています(当サイトの見積もり)。15日目が試験日です。

日段階やること時間の目安
1日目基礎実力診断で大項目ごとの正答率を確かめる。学習ガイドの第1章を読み、その章の問題を解く約2時間
2〜7日目基礎残りの章を1日1〜2章ずつ読み、読んだ章の問題をその日のうちに解く。診断で低かった章は問題を多めに解く。毎日15分は暗記カードか◯×一問一答各約2〜3.5時間
8日目演習模擬試験 第1回を100分で解き、区分ごとの正答率と時間のかかった問題を確かめる約3時間
9〜12日目演習第1回で間違えた問題を解き直し、正答率の低い区分を問題演習で集中して解く。計算は「5つの型」を1回ずつ手で解く各約2〜3.5時間
13日目仕上げ模擬試験 第2回を解き、第1回と区分ごとに比べる。間違えた問題を解き直す約3.5時間
14日目(前日)仕上げまとめノートとまとめシートで見直す。「時間配分」で通過時刻を決め、受験環境を確かめる約2時間

合計は約30〜45時間で、30〜50時間(32.2%)の層とほぼ重なります。分野別の出題数は公表されていません。そのため、前半で全10章を通します。診断の結果がよい章も、要点を読んで数問解くところまでは進めます。

1か月で合格を目指すなら、どう進めればいいですか?

最初の2週間で範囲をひととおり学び、後半の2週間を演習と模擬試験に充てます。1日約1〜1.7時間で30〜50時間(32.2%)の層に届く計算で、AIもITも初めての人は1日約1.7〜2.3時間を見込みます(どちらも当サイトの見積もり)。

時期段階やること1日の時間の目安
1日目基礎実力診断を受け、学習プランで試験日までの予定を作る。JDLAの例題・過去問(20問)で問われ方を見る約1.5時間
2〜7日目基礎学習ガイドの第1〜5章(人工知能とは〜ディープラーニングの要素技術)を読み、その日のうちに問題を解く約1〜1.7時間
8〜14日目基礎第6〜10章(ディープラーニングの応用例〜AI倫理・AIガバナンス)を同じように進める。週末に模擬試験 第1回を解く約1〜1.7時間(模試の日は約3時間)
15〜25日目演習正答率の低い区分から問題演習で解き、間違えた問題は「今日の復習」で解き直す。週末に模擬試験 第2回約1〜1.7時間(模試の日は約3時間)
26〜30日目仕上げ26日目に模擬試験 第3回を本番と同じ時刻に解く。残りの日で間違えた問題、まとめノート、当日の準備約1〜2時間(模試の日は約3時間)

模擬試験は100分と結果の確認で約3時間かかるので、まとまった時間が取れる週末に置きます。第1回から第3回へ、区分ごとの正答率がどう変わったかを見ると、残りの日に何を解くかを決めやすくなります。用語の反復は毎日10〜20分、通勤などのすきま時間に回します。

時間が足りないとき、何を後回しにしていいですか?

後回しにしてよいのは、手間のかかる計算の練習、公式テキストの通読、同じ問題集の2周目以降です。法律・倫理と時間配分の練習は、短い期間でも削りません。

後回しにしてよいもの:

  • 手間のかかる計算:計算問題を丸ごと捨てるのはすすめませんが、短い期間なら「G検定の計算問題」の5つの型だけを手で解けるようにし、それ以外は値が何を表すかを言葉で覚えます。
  • 公式テキストの通読:最初から読むより、問題で間違えた箇所を調べる使い方にします(「G検定の勉強法」)。
  • 手法の仕組みの深追い:学習ガイドの各項目にある「G検定で問われる深さ」までで止めます。
  • 正解した問題の2周目:同じ問題をくり返すと、文面や答えの位置で覚えてしまいます。時間は、初めて解く問題と間違えた問題に使います。

削らないもの:

  • 法律・倫理:当サイトの模擬試験では、1回分のうち33問を「AIに関する法律と契約」と「AI倫理・AIガバナンス」の2つの大項目から出しています。これは当サイトの推計による配分で、本番の分野別の出題数は公表されていません。機械学習に詳しい人でも、ほぼ一から覚えることが多い分野です。
  • 時間配分:時間を計った模擬試験を、少なくとも1回は通して解きます。答えを選ばなかった問題が正解になることはありません。
  • 範囲の一巡:分野別の出題数が公表されていない以上、どの大項目にも一度は触れておきます。

G検定の勉強に近道はありますか?

点数を楽に上げる裏技はありません。短い期間で効き目が大きいのは、時間配分、優先順位、範囲の押さえ方の3つです。

  1. 時間配分:時間切れで失う問題をなくします。迷った問題は、その時点でいちばんありそうな選択肢を選んで先に進みます。何問目で何分たっていればよいかは「G検定の時間配分」の表で決めておきます。
  2. 優先順位:正答率が低く、出題の目安が大きい大項目から時間を使います。本番でも、すぐに式が立たない計算は後に回します。
  3. 範囲の押さえ方:現行のシラバス2024 第1.4版(2026年5月11日)の範囲を一度は通ります。試験の形式が変わる前の記事には、古い試験時間や問題数が残っていることがあるので、日付を確かめてから参考にします。

反対に、近道に見えて遠回りになりやすいものもあります。

  • 同じ問題集を何周もすること:正答率が実力より高く見えます。
  • 「本番の問題」をうたう資料を探すこと:JDLAが公開している過去問は例題ページの20問です(「G検定の過去問」)。
  • 試験中に調べる前提で準備すること:1問約41秒では、調べる余裕はほとんどありません。試験中のルールは「G検定の受験ルールと禁止事項」で確かめてください。

間に合わないと感じたら、どうすればいいですか?

個人で申し込んだオンライン試験なら、受験日程の予約を取り消して、次の回に回す方法があります。受験チケットはキャンセルも払い戻しもできませんが、予約は受験日の前々日の23:59:59まで取り消せます。取り消したチケットは、有効期間(購入日から1年間)のうちなら、別の回の予約に使えます。ただし、団体登録のアカウントで受ける場合や、有効期間内に申し込める回が残っていない場合は、予約を取り消せません(JDLA「キャンセルポリシー」、2026年11月1日確認)。

個人で申し込んだ会場試験は、次の開催回には移せません。同じ回の中で日時を変えられるのは、受験日の3日前までです。キャンセルは受験日の3日前の23:59:59までで、所定の手数料がかかります(JDLA「よくある質問」、2026年11月1日確認)。団体経由で申し込んだ人は、オンライン試験・会場試験とも、申し込んだ団体の担当者に確かめてください。

個人で申し込んだオンライン試験を1週間のプランで準備しているなら、5日目の模擬試験の結果を見て、6日目(受験日の前々日)の23:59:59までに決めることになります。判断の基準は、模試を解く前に決めておくと迷いません。見るのは、正答率が極端に低い区分が残っていないかと、時間内に全問に答えられたかの2点です。当サイトは全8区分で正答率75%以上などを「仕上げ」の目安にしていますが、これは余裕を持つための練習用の基準で、合格ラインではありません(「G検定の合格ライン」)。

次の回を受けると決めたら、学習プランで受ける回を選び直すと、新しい試験日までの計画を作り直せます。日程は日程・申込で確認できます。期間が延びた分は、このページの2週間や1か月のプランに切り替えます。

次にやること

何から始めるか迷ったら、分野ごとの正答率を先に見ておくと順番を決めやすくなります。

試験日と1日に使える時間を選ぶと、学習プランで毎日やることを逆算できます。

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 公開日:2026年11月1日 最終更新日:2026年11月1日 最終確認日:2026年11月1日 (2026年11月1日時点の情報にもとづく)

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