要点
- オンライン試験は100分・145問程度で、1問あたり約41秒です(JDLA「よくある質問」の数字から計算、2026年10月30日確認)
- 会場試験は120分で、1問あたり約50秒です(同上)
- オンライン試験は途中で一時停止できず、開始から100分で自動的に終了します(JDLA「よくある質問」、2026年10月30日確認)
目次
G検定は1問あたり何秒で解けばいいですか?
オンライン試験は1問あたり約41秒、会場試験は約50秒です。どちらも、試験時間を問題数で割った計算値です。
| 項目 | オンライン試験 | 会場試験 |
|---|---|---|
| 試験時間 | 100分 | 120分 |
| 問題数 | 145問程度(受験形式に関係なく同じ) | |
| 1問あたりの時間 | 約41秒 | 約50秒 |
| 出題形式 | 知識問題(多肢選択式) | |
| 合格ライン | 公表されていません | |
最終確認日:2026年10月30日(JDLAの公開情報にもとづく)
出典:JDLA「G検定 よくある質問」。1問あたりの時間は試験時間を問題数で割った計算値です。
この時間には、問題文と選択肢を読んで答えを選ぶまでのすべてが含まれます。最後に見直す時間を残したいなら、1周目はこれより速く進む必要があります。
また、オンライン試験では試験の途中で一時停止することはできません。開始から100分たつと自動で終了します(JDLA「よくある質問」)。途中で手を止めた時間も、そのまま残り時間から減っていきます。
G検定で時間が足りなくなるのはなぜですか?
受験者の体験記と試験の形式から考えると、時間が足りなくなる原因は主に次の4つです。
- 1問で考え込む。2つの選択肢まで絞ったあとに迷い続けると、1問で数分を使ってしまいます。
- 進み具合がわからない。残り時間だけを見ていると、ペースの遅れに気づくのが終盤になります。
- 用語を思い出すのに時間がかかる。見ればわかる用語でも、選択肢を読み比べながら思い出していると時間が足りません。
- 確認のために手を止める。オンライン試験で資料を参照してよいかどうかは、JDLAの「よくある質問」に記載がありません(要確認。受験サイトの規約や案内で確かめてください)。いずれにしても、1問約41秒の中で何かを探す余裕はほとんどありません。
2026年第4回の合格者は、「最後の2問はほぼ勘で答える形になり、見直しを行う余裕はありませんでした」と書いています(Qiita、2026年7月21日)。合格した人でも、時間はぎりぎりだったということです。
時間内に全問を解き切るにはどうすればいいですか?
方法は3つです。1問の上限を決めて先へ進むこと、問題数ごとに経過時間を確かめること、用語を速く思い出す練習をすることです。
方法1:迷ったら仮の答えを選んで先へ進む
1問の上限を決め、それを超えたら、その時点でいちばんありそうな選択肢を選んで次へ進みます。大切なのは、空欄のまま進まないことです。採点方法は公表されていませんが、答えを選ばなかった問題が正解になることはありません。
2026年第5回に合格した受験者は、最初の模試で解き終えるまでに118分かかりました。そこで、1問あたり約41秒を超えたら印をつけて飛ばすと決めて練習し、6回目の模試では96分で解き終えたと書いています(note、2026年10月2日)。本番では最初の70分で1周し、印をつけた22問を残りの25分で見直し、最後の5分で答えの抜けがないかを確かめたそうです。
本番の画面で印をつける操作や前の問題に戻る操作は、JDLAの「よくある質問」には説明がありません。上の体験記のように本番で印をつけて見直したという報告はありますが、操作の方法は受験前に確かめておきます。JDLAは、試験開始までに動作確認と操作マニュアルの確認をするよう案内しています(JDLA「G検定とは」)。
止まりやすいのは、次のような問題です。
- 計算が必要な問題。式が立たないときは、仮の答えを選んで後に回します。会場試験では、電卓は持ち込み不可(CBT画面上の電卓を利用)です。
- 長い事例文の問題。先に問いの文を読み、「最も適切なもの」と「最も不適切なもの」のどちらを選ぶのかを確かめてから本文を読むと、読み直しが減ります。
- 2つまで絞れたのに決めきれない問題。どちらかを選んで印をつけ、2周目に回します。
方法2:問題数ごとの通過時刻を決めておく
残り時間だけでなく、何問目で何分たっていればよいかを決めておくと、遅れに早く気づけます。当サイトの模擬試験の「標準」ペースは、見直しの時間をオンライン試験で約10分、会場試験で約15分残して1周目を終える設定です。問題数を145問程度として計算すると、通過時刻の目安は次のとおりです。
| 解き終えた問題数 | オンライン試験(1周目を90分) | 会場試験(1周目を105分) |
|---|---|---|
| 30問 | 約19分 | 約22分 |
| 60問 | 約37分 | 約43分 |
| 90問 | 約56分 | 約65分 |
| 120問 | 約74分 | 約87分 |
| 全問 | 約90分 | 約105分 |
| 見直しに残る時間 | 約10分 | 約15分 |
実際の問題数が違う回は、表の数字も少しずれます。オンライン試験なら、開始時刻にこの経過時間を足した時刻を試験前に出しておくと、時計を見るだけで判断できます。
通過時刻より5分以上遅れていたら、次の通過時刻までは、迷った問題をすべて仮の答えにして進みます。先行していても、浮いた時間を途中の難問に使わず、最後の見直しに残します。
見直しの時間をもっと取りたい人には、1周目を70分で終える「3パス」のペースもあります。上で紹介した受験者の配分に近い解き方です。
方法3:「見ればわかる」を「すぐ思い出せる」にする
1問約41秒のペースでは、用語の意味を思い出すのに時間をかけられません。知識を増やすだけでなく、思い出す速さを練習します。
- 暗記カードで、用語を見て数秒で意味を言えるかを確かめます。
- 問題演習では、1問ごとに解答にかかった秒数を表示し、本番の目安を超えるとその場で知らせます。時間がかかった問題は、知識があいまいな論点の目印になります。
- 似た用語の取り違えは、時間のロスと失点の両方につながります。用語集で違いを確かめます。
- 試験の直前は、まとめシートで分野ごとの要点を短い時間で見直します。
会場試験なら時間に余裕がありますか?
1問あたりの時間は、会場試験のほうが長くなります。会場試験は120分で約50秒、オンライン試験は100分で約41秒です。問題数はどちらも145問程度です。
ただし、時間が長いことと合格しやすいことは別です。2026年第5回の合格率は、オンライン試験が79.93%、会場試験が62.56%でした(JDLA発表)。この差の理由は公表されていません。会場試験を選ぶ場合も、上の表の会場の列を使って、同じように通過時刻を決めておきます。
形式の選び方は、オンラインと会場の違いで比べています。
オンライン試験の当日に時間を失わないためには?
受験に使うPCとブラウザで、前日までに受験サイトの動作を確かめておくことです。JDLAは受験環境を、WindowsまたはmacOSのPC推奨(スマートフォン・タブレットは非推奨)としています。
2026年3月にオンラインで受験した人は、事前に動作を確かめたのとは別のブラウザで本番を受けました。すると次の問題に進むたびに問題文が表示されず、毎回再読み込みをして「かなりのタイムロス」になったと書いています(note、2026年3月28日)。動作を確かめたのと同じPC、同じブラウザで受けることが大切です。
当日は、次の3点も確かめておくと安心です。
- PCの通知やOSの自動更新を止めておく。
- ノートPCは電源につないでおく。
- 30問ごとの通過時刻を覚えておく。
模試で時間配分を練習するには?
本番と同じペースで、時間を計って解く練習を何度か行うのが近道です。
当サイトの模擬試験には、時間配分の練習に使える機能があります。
- スピードドリル:10問を本番のペースで解く短い練習です。すきま時間に使えます。
- ミニ模試:オンライン試験か会場試験のペースを選び、少ない問題数で通して解きます。
- ペースメーター:解いている間、目標の問題数と答えた問題数の差を「目標より2問先行」のように文字で表示します。ペースは「標準」「3パス」などから選べます。
- 結果画面:1問あたりの平均時間を本番と比べ、時間がかかった問題(最大10問)と、大項目ごとの平均時間を表示します。
最初の1回で時間が足りなくても心配はいりません。上で紹介した受験者も、最初の模試は時間内に終わりませんでした。時間がかかった問題の分野を問題演習で解き直し、次の模試で通過時刻を守れるかを確かめます。どの分野から手をつけるか迷うときは、実力診断で落としやすい大項目を先に確かめておくと効率的です。
合格ラインが公表されていない中での正答率の見方は、G検定の合格ラインで扱っています。
次にやること
オンライン試験は1問あたり約41秒です。時間を計って解くと、自分のペースがわかります。
出典
- JDLA「G検定のよくある質問」 (試験時間・問題数、一時停止、受験環境、会場試験の電卓)
- JDLA「G検定とは」 (お申し込み方法(オンライン試験)STEP 3:動作確認と操作マニュアルの確認)
- JDLA「2026年 第5回 G検定(ジェネラリスト検定)」オンライン試験/会場試験の開催結果を発表
- G検定 合格体験記。5週間34時間の資格勉強で、模試の正答率を毎週数えてみた(note、2026年10月2日)
- G検定(2026#4)に合格 黒本2周で臨んだのに本番で絶望した話(Qiita、2026年7月21日)
- G検定オンライン受験のリアルな体験記と注意点(note、2026年3月28日)