受験ガイド

G検定の合格ラインと、模試の正答率をどう見るか

要点

  • 合格ラインと得点は公表されていません。JDLAの「よくある質問」に「開示しておりません」とあります(2026年10月30日確認)
  • 2026年第5回の合格率は76.97%、オンライン79.93%・会場62.56%でした(JDLA、2026年9月24日発表)
  • 当サイトは全8区分で正答率75%以上などを「仕上げ」の目安にしています(当サイト独自の練習用の基準で、合格ラインではありません)

最終確認日:2026年10月30日 出典は記事の最後にまとめています。

目次
  1. G検定の合格ラインは何点ですか?
  2. ネットでよく見る「7割」「6割」は本当ですか?
  3. 合格率から合格ラインを推測できますか?
  4. 手応えがなくても合格していることはありますか?
  5. 模試や問題集で何割取れていれば安心ですか?
  6. 合格ラインがわからないとき、何を優先して勉強すればいいですか?

G検定の合格ラインは何点ですか?

G検定の合格ラインは公表されていません。JDLA(日本ディープラーニング協会)の「よくある質問」には、「合格ラインおよび得点については開示しておりません。」と書かれています(2026年10月30日確認)。

そのため、「何点で合格」「何問まで間違えてよい」という問いに、根拠を持って答えられる人はいません。問題数は「145問程度」とされ、回ごとにぴったり同じとは限りません。満点や1問ごとの配点も発表されていないので、「何問ミスまで平気か」を逆算する材料がありません。

当サイトも、合格ラインを推測した数字は載せません。JDLAが公表している事実と、当サイトが練習用に置いている目安を、はっきり分けて示します。

ネットでよく見る「7割」「6割」は本当ですか?

どちらもJDLAが発表した数字ではなく、体験記や対策記事に書かれた推測です。

体験記や対策記事には、「6〜7割が目安」といった数字がよく書かれています(たとえば note、2026年3月28日)。けれども、どの数字もJDLAの基準と照らし合わせて確かめることができません。

推測の数字を目標にすると、勉強の仕方がずれやすくなります。

  • 「7割でよい」と考えると、苦手な分野を残したまま本番を迎えやすくなります。
  • 「6割でよい」と考えると、時間切れや見たことのない問題で点を落としたときの余裕がなくなります。

合格ラインがわからない試験では、ぎりぎりを狙うより、どの分野でも大きく落とさない準備をするほうが安全です。

合格率から合格ラインを推測できますか?

できません。合格率は合格ラインの高さだけでなく、その回の問題の難しさや受験者の準備の度合いにも左右されるので、合格率から基準点を逆算することはできません。

2026年の各回の合格率は、次のとおりです(JDLA発表)。

  • 2026年第1回:78.77%
  • 2026年第2回:77.04%
  • 2026年第3回:82.40%
  • 2026年第4回:83.08%
  • 2026年第5回:76.97%(受験者14,908人、合格者11,475人)

合格率は高めですが、どの回にも不合格になった人が一定数います。「合格率が高いから準備は少なくてよい」とは言えません。

2026年第5回は、オンライン試験が79.93%、会場試験が62.56%で、受験方法によって差がありました。この差の理由は公表されていません。回ごとの推移と受験方法別の数字は、G検定の合格率推移にまとめています。

手応えがなくても合格していることはありますか?

あります。試験の直後に「落ちた」と感じた人が合格していた、という体験記があります。

2026年第4回に合格した受験者は、本番の手応えを「絶望」の一言だったと書いています(Qiita、2026年7月21日)。この受験者が公開した結果には、「シラバス分野別得点率」として8つの区分ごとの得点率が並び、「機械学習の概要」は53%と、ほかの区分より低くなっていました。2026年3月にオンラインで受験した別の受験者も、試験の直後は「絶対に落ちた」と感じたものの、合格していたと書いています(note、2026年3月28日)。どちらも個人の例で、合格の基準を示すものではありません。

手応えがあてにならない理由として、次の2つが考えられます。

  • 迷った問題ほど記憶に残り、すぐに答えられた問題は印象に残りにくい。
  • 2つの選択肢で迷う問題が続くと、正解していても自信を持てない。

結果は試験の2〜3週間程度でメールで通知されます(JDLA「よくある質問」)。待っている間は、SNSの「難しかった」「落ちたかも」という声で不安が大きくなりがちです。答え合わせの材料はないので、試験中に迷った用語を用語集で確かめ直す程度にとどめると、次の学習にもつながります。

もし不合格だった場合に備えて、次回の日程も確認しておくと落ち着けます。次回の2026年第6回(G2026#6)は、オンライン試験が2026年11月6日(金)16:00・2026年11月7日(土)13:00から(会場試験はありません)です。個人申込の期間は2026年9月11日から2026年10月29日までです。申込期間が終わっている場合は、日程・申込で次の回を確認できます。オンライン試験には再受験割引があり、一般は6,600円(税込)です(前回の受験日から2年以内、個人申込のみ。JDLA「G検定とは」)。

模試や問題集で何割取れていれば安心ですか?

JDLAの基準がないので「何割なら合格」とは言えませんが、当サイトでは全8区分で正答率75%以上などを「仕上げ」の目安にしています。これは合格ラインではなく、本番で余裕を持つための練習上の基準です。

当サイトの模擬試験の結果画面では、この端末の学習記録(各区分の直近20問)から、いまの段階を次の3つで示します。

段階当サイトの目安
基礎固め解いた問題が当サイトの問題全体の40%未満、正答率60%未満の区分がある、または解いた数が10問に届かない区分がある
実戦練習すべての区分で10問以上解き、正答率60%以上(問題全体の40%以上を解いている)
仕上げすべての区分で正答率75%以上、問題全体の70%以上を解いた、本番形式の模試を1回以上受けた

8つの区分は、受験者が公開した成績通知の区分にならっています。人工知能とは・動向、機械学習の概要、ディープラーニングの概要、要素技術、応用例、社会実装、数理・統計、法律・倫理の8つです。合計の正答率ではなく区分ごとに見るのは、合計が高くても、極端に低い区分が残っていると、その分野の問題をまとめて落とすことになるからです。

問題集の正答率は、次の理由で実力より高めに出やすい点に注意します。

  • 同じ問題を何周もすると、内容ではなく文面や答えの位置で覚えてしまいます。見るべきなのは、初めて解く問題での正答率です。
  • 本番ではほとんどが初めて見る問題だった、という体験記があります。上で紹介した2026年3月の受験者は、練習に使った模擬問題と同じ問題はごくわずかだったと書いています。2026年第4回の受験者も、問題集を2周してから本番に臨んで「絶望」したと書いています。

正解した問題でも、ほかの選択肢がなぜ違うかを説明できるかを確かめると、初見の問題に強くなります。当サイトの問題演習は、すべての選択肢に解説をつけています。

合格ラインがわからないとき、何を優先して勉強すればいいですか?

優先するのは、大きく落とす分野をなくすことと、時間内に全問に答えることの2つです。どちらも、合格ラインの数字を知らなくても得点を守ることにつながります。

  1. 実力診断で、本番で落としそうな大項目の見当をつけます。
  2. 弱い大項目から問題演習で解き、間違えた問題は解説を読んで解き直します。用語があいまいなら暗記カードで繰り返します。
  3. 模擬試験を本番のペースで解き、時間切れで失う問題を減らします。採点方法は公表されていませんが、答えを選ばなかった問題が正解になることはありません。時間の使い方はG検定の時間配分で詳しく扱っています。
  4. 直前はまとめシートで、混同しやすい用語を見直します。

学習の全体の流れは学習ガイドに、勉強時間の考え方はG検定の勉強時間にまとめています。JDLAの受験者アンケートで最も多かった学習時間は30〜50時間(32.2%)でした。

次にやること

何から始めるか迷ったら、分野ごとの正答率を先に見ておくと順番を決めやすくなります。

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 公開日:2026年10月30日 最終更新日:2026年10月30日 最終確認日:2026年10月30日 (2026年10月30日時点の情報にもとづく)

試験の日程や受験料は変わることがあります。最新の情報はJDLAの公式サイトで確認してください。誤りを報告・改訂履歴

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