要点
- 2026年第5回の合格率は76.97%でした。2024年第1回以降の各回は68.03%から83.08%の範囲にあります(JDLA各回の結果発表。会場試験だけで行われた2025年10月の回を除く)
- 2026年第5回の合格者は、40代以上が4割近く、課長クラス以上が約2割でした(JDLA、2026年9月24日発表)
- 受験者アンケートで最も多かった勉強時間は30〜50時間(32.2%)です(JDLA「G検定について」)
目次
G検定の難易度はどのくらいですか?
合格率で見れば、受験者の多くが合格する試験です。2026年第5回(G2026#5)の合格率は76.97%で、受験者14,908人のうち11,475人が合格しました(JDLA、2026年9月24日発表)。
ただし、準備なしで受かる試験ではありません。当サイトは、難しさを次の3つの面に分けて見ています。
| 面 | データ | 読み取れること |
|---|---|---|
| 合格率 | 直近の回は76.97% | 準備して臨んだ受験者の多くが合格している |
| 勉強時間 | アンケートで最多は30〜50時間(32.2%) | 数十時間の準備をする人が多い |
| 時間の厳しさ | オンライン試験は1問あたり約41秒 | 知識があっても、時間が足りなくなりやすい |
G検定の偏差値や、ほかの試験と比べた難易度の数値は、JDLAから公表されていません。ネットで見かける偏差値は、各サイトが独自に付けたものです。
合格率が高いのに「難しい」と言われるのはなぜですか?
主な理由は、時間の厳しさ、範囲の広さ、問われ方の3つです。
- 時間:オンライン試験は100分で145問程度を解きます。試験の途中で一時停止することはできません。
- 範囲:シラバスは、技術分野と法律・倫理分野をあわせて55の中項目からなります。AIの歴史から、ディープラーニングの手法、数理・統計、法律と契約まで並びます。
- 問われ方:2026年第4回の合格者は、市販の問題集を2周して臨みましたが、本番の手応えを「『絶望』の一言」と書いています。1対1の暗記では絞り込めない問題が多く、検索ですぐに答えが出る素直な問題は激減していたそうです(Qiita、2026年7月21日)。2026年3月にオンラインで受けた合格者も、直後の感想は「すごく難しい。絶対に落ちた」で、講座と同じ問題は5〜7問程度だったと書いています(note、2026年3月28日)。
合格率が高い理由を、JDLAは説明していません。受験者は自分で申し込み、準備をして臨んだ人たちです。合格率は「準備した人の多くが受かる」ことを示しても、「準備しなくても受かる」ことは示しません。
合格率は上がっていますか、下がっていますか?
2024年第1回以降の合格率は、68.03%(2024年第2回)から83.08%(2026年第4回)の範囲にあります。会場試験だけで行われた2025年10月の回は除いています。2024年の各回より、2026年の各回のほうが高めです。
試験時間と問題数は2026年第1回から変わりましたが、その前後で合格率は大きく下がっていません。変更前の2025年第6回は77.34%、変更後の2026年第1回は78.77%でした。
ただし、合格率だけで「易しくなった」とは言えません。回ごとに受験者の顔ぶれが変わるからです。回ごとの数字は「G検定の合格率推移」にまとめています。
オンラインと会場で難易度は違いますか?
合格率は、会場試験のほうが低く出ています。2026年第5回はオンライン79.93%、会場62.56%でした(JDLA、2026年9月24日発表)。
会場試験は120分で、1問あたり約50秒と、オンラインより時間に余裕があります。それでも合格率が低い理由は、公表されていません。どちらで受けるかは「オンラインと会場どちらで受ける?」で比べています。
どんな人が受けて、合格していますか?
合格者の中心は20〜40代の社会人で、エンジニア以外の職種も多く含まれます。JDLAが発表した2026年第5回の合格者11,475人の内訳は、次のとおりです(割合は当サイトで整数に丸めています)。
| 区分 | 主な内訳 |
|---|---|
| 年代 | 20代 約34%、30代 約27%、40代 約22%、50代 約13% |
| 職種 | 情報システム・システム企画 約24%、その他 約20%、営業・販売 約16%、研究・開発 約14% |
| 役職 | 一般社員・職員 約56%、係長・主任クラス 約17%、課長クラス以上 約19% |
| 業種 | 情報処理・提供サービス業 約25%、金融・保険業、不動産業 約18%、ソフトウェア業 約17% |
これは合格者の内訳で、受験者の内訳ではありません。そのため、年代や職種によって合格しやすさが違うかどうかは、このデータからはわかりません。言えるのは、技術職以外の人や、40代・50代の人も多く合格しているということです。2026年第1回からの職種別の推移は「G検定は文系・非エンジニアでも受かる?」にまとめています。
勉強時間で見ると、どのくらい難しいですか?
JDLAの受験者アンケートでは、30〜50時間(32.2%)が最も多く、15〜30時間(21.8%)、50〜70時間(19.6%)が続きます(JDLA「G検定について」)。毎日1時間なら、1〜2か月で最も多い層の時間に届く計算です。
短すぎる準備で届かなかった例もあります。数学に苦手意識のある文系の受験者は、2週間の勉強で臨み、合格に近い不合格だったと書いています(はてなブログ、2024年6月2日。試験の形式が今と違う時期の体験です)。経験別の目安は「G検定の勉強時間」にまとめています。
E資格や生成AIパスポートと比べて難しいですか?
試験どうしの難易度を比べる公式の物差しはありません。出題範囲も、試験の目的も違うためです。
たとえばE資格は同じJDLAの資格ですが、「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識」を認定する試験です。受験には、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があります(JDLA「E資格」、2026年10月30日確認)。G検定の受験資格は制限なしです。
違いは「G検定とE資格の違い」「G検定と生成AIパスポートの違い」「G検定とITパスポートの違い」で整理しています。
自分にとっての難易度は、どう確かめればいいですか?
初めて解く問題での正答率と、時間内に解き切れるかどうかで確かめます。合格ラインは公表されていませんので、当サイトでは全8区分で正答率75%以上を「仕上げ」の目安にしています。これは練習用の基準で、合格ラインではありません。
合格者でも、分野ごとの出来にはばらつきがあります。先の2026年第4回の合格者は、結果の通知に載っていた得点率が、最も低い「機械学習の概要」で53%、最も高い「AIの社会実装に向けて」で90%だったと書いています。
次回の2026年第6回(G2026#6)は、オンライン試験が2026年11月6日(金)16:00・2026年11月7日(土)13:00から(会場試験はありません)です。個人申込の期間は2026年9月11日から2026年10月29日までです。日程は日程・申込で確認できます。
次にやること
何から始めるか迷ったら、分野ごとの正答率を先に見ておくと順番を決めやすくなります。
出典
- JDLA「2026年 第5回 G検定(ジェネラリスト検定)」オンライン試験/会場試験の開催結果を発表 (開催結果、年代別・職種別・役職別・業種別の合格者数)
- JDLA「2025年 第5回 G検定」開催結果を発表(7,924名が受験し、6,051名が合格) (開催回毎の概要(2024年第1回〜2025年第5回))
- JDLA「2026年 第4回 G検定(ジェネラリスト検定)」オンライン試験の開催結果を発表
- JDLA「G検定のよくある質問」 (試験時間・問題数、一時停止、合格ライン)
- JDLA「G検定について(試験概要・学習方法・試験対策・合格者体験談)」 (受験者アンケートの学習時間)
- JDLA「E資格」 (E資格とは、受験資格)
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野・法律・倫理分野の中項目の構成)
- G検定(2026#4)に合格 黒本2周で臨んだのに本番で絶望した話(Qiita、2026年7月21日)
- 【2026年最新版】G検定オンライン受験のリアルな体験記と注意点(note、2026年3月28日)
- ド文系社会人、2週間の勉強でG検定に挑んでみた。(はてなブログ、2024年6月2日)