受験ガイド

G検定とE資格の違い:対象者・受験資格・費用・難しさと、受ける順番の考え方

要点

  • E資格を受けるには、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があります。G検定の受験資格は「制限なし」です(JDLA「E資格とは」「G検定とは」)
  • E資格の受験料は一般33,000円(税込)で、認定プログラムの受講料は別にかかります。G検定は一般13,200円(税込)です(同上)
  • 2026年第2回E資格の合格率は約67%(受験者1,062人、合格者712人)、G検定の2026年第5回は76.97%でした(JDLA、2026年9月18日・9月24日発表)

最終確認日:2026年10月31日 出典は記事の最後にまとめています。

目次
  1. G検定とE資格は何が違いますか?
  2. E資格を受けるのにG検定の合格は必要ですか?
  3. G検定とE資格はどちらから受けるべきですか?
  4. E資格はG検定よりどれくらい難しいですか?
  5. 費用と日程はどう違いますか?
  6. G検定の勉強はE資格に役立ちますか?

G検定とE資格は何が違いますか?

G検定はAIを事業に生かす立場の人向け、E資格はディープラーニングを実装するエンジニア向けの資格で、どちらも一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施しています。JDLAは、それぞれの目的を次のように説明しています。

  • G検定:「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。」
  • E資格:「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する。」
項目G検定E資格
受験資格制限なしJDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること
試験時間・問題数オンライン100分、会場120分。どちらも145問程度2時間・100問程度
出題形式知識問題(多肢選択式)多肢選択式の知識問題。Pythonのソースコードを含む問題もある
受ける場所自宅などのオンラインと、テストセンター各地の指定試験会場(申込・受験はピアソンVUEの受験サイト)
実施の頻度おおむね2か月ごと年2回(2月・8月)
受験料一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込)一般33,000円、学生22,000円、会員27,500円(いずれも税込)。別に認定プログラムの受講料
範囲の中心AIの歴史、機械学習とディープラーニングの手法、数理・統計、法律・倫理、社会実装数学的基礎(確率・統計、情報理論)、機械学習、深層学習の基礎と応用、開発・運用環境

E資格の数字は、JDLAの「E資格とは」によります(2026年10月31日確認)。E資格では、PyTorchかTensorFlowのどちらかを試験開始時に選び、選んだあとは変更できません。

E資格を受けるのにG検定の合格は必要ですか?

必要ありません。E資格の受験資格は、JDLA認定プログラムのいずれかを試験日の過去2年以内に修了していることだけで、G検定の合格は条件に入っていません(JDLA「E資格とは」)。

認定プログラムは、JDLAが認定した民間の事業者などが提供する講座です。受講料や期間は事業者ごとに異なり、E資格の受験料とは別にかかります。シラバス改定の前のプログラムを修了した人も申し込めますが、扱いは受講した事業者に確かめるよう案内されています。

修了から2年を過ぎると受験資格がなくなるので、受ける回を決めてから講座を選ぶと計画が立てやすくなります。

G検定とE資格はどちらから受けるべきですか?

AIを企画や導入の立場で使う人はG検定、モデルを自分で作る人はE資格が目的に合っています。両方を受けるなら、G検定を先にして全体の地図を作ってからE資格の細部に進む順番がよいというのが、当サイトの考えです。JDLAが受験の順番を示しているわけではありません。

いまの立場当サイトのすすめ理由
企画・営業・管理職で、AI導入を進めるG検定法律・倫理や、AIプロジェクトの進め方が範囲に入る
ディープラーニングは初めてのエンジニアG検定 → 認定プログラム → E資格用語と全体像を先に固めると、講座の内容を追いやすい
Pythonで機械学習を書いた経験がある認定プログラム → E資格G検定を経ずに受けられる。法律・倫理はG検定の範囲で補う
費用を抑えて、まず1つ取りたいG検定受講の条件がなく、受験料も低い

E資格のシラバスの大項目は、数学的基礎、機械学習、深層学習の基礎、深層学習の応用、開発・運用環境の5つで、法律や倫理の項目はありません。実装の仕事でも、データの扱いや契約で法律の知識が要る場面はあるので、エンジニアがG検定を受ける意味はここにあります。E資格以外も含めて、G検定のあとに受ける資格は「G検定の次に取る資格」で目的別に整理しています。

E資格はG検定よりどれくらい難しいですか?

合格率はE資格のほうが低く、2026年第2回は約67%でした。G検定の2026年第5回は76.97%です。ただし、E資格は認定プログラムを修了した人だけが受けるので、受験者の層が違います。

試験回受験者数合格者数合格率
E資格2026年第2回1,062人712人約67%
E資格2026年第1回1,317人911人約69%(計算値)
G検定2026年第5回14,908人11,475人76.97%

E資格の2026年第2回では、科目別の平均得点率も公表されています。応用数学が約61%、機械学習が約60%、深層学習が約62%、開発環境が70%でした(JDLA、2026年9月18日発表)。一方、G検定は合格ラインが公表されていません。

E資格で時間がかかりやすいのは、次の3点です。

  • 確率・統計や情報理論の数式を、自分で追う必要がある。
  • Pythonのソースコードを含む問題があり、PyTorchかTensorFlowを使う問題も出る。
  • 1問あたりは約72秒(2時間÷100問の計算値)で、G検定のオンライン試験の約41秒より長い。ただし、数式やコードを読む問題がある分、1問あたりの負担は大きい(当サイトの見方)。

費用と日程はどう違いますか?

受験料だけで、E資格はG検定の2倍以上かかり、さらに認定プログラムの受講料が加わります。G検定は、前回の受験から2年以内の再受験なら割引があります(オンライン試験のみ)。

受験料(一般)13,200円(税込)
受験料(学生)5,500円(税込)
再受験割引(一般・オンラインのみ)6,600円(税込)
前回受験から2年以内、個人申込のみ
再受験割引(学生・オンラインのみ)2,750円(税込)
AI For Everyone割引(一般・オンラインのみ)9,240円(税込)
会場試験の割引各種割引制度なし

最終確認日:2026年10月30日(JDLAの公開情報にもとづく)

出典:JDLA「G検定」、受験チケットの規定

E資格の2027年の日程は次のとおりです(JDLA、2026年9月18日発表)。

回試験日申込期間
2027年第1回2027年2月19日〜21日2026年12月1日〜受験日の前日23:59
2027年第2回2027年8月27日〜29日2027年6月1日〜受験日の前日23:59

G検定の次の回は次のとおりです。

次回の2026年第6回(G2026#6)は、オンライン試験が2026年11月6日(金)16:00・2026年11月7日(土)13:00から(会場試験はありません)です。個人申込の期間は2026年9月11日から2026年10月29日までです。

全体の日程は日程・申込で確かめられます。

G検定の勉強はE資格に役立ちますか?

役立ちます。E資格の深層学習の範囲に並ぶ項目の多くには、G検定のシラバスにも対応する項目があります。違うのは深さで、G検定は「何をするものか」「どう違うか」を問い、E資格は数式と実装まで踏み込みます。

E資格のシラバス対応するG検定のシラバス項目
畳み込みニューラルネットワーク、リカレントニューラルネットワーク、Transformer項目18 畳み込み層、項目22 回帰結合層、項目23 Attention
画像認識、物体検出、セマンティックセグメンテーション項目26 画像認識
生成モデル項目30 データ生成
深層強化学習項目29 深層強化学習
深層学習の説明性項目33 モデルの解釈性
エッジコンピューティング項目34 モデルの軽量化
確率・統計、情報理論項目37 AIに必要な数理・統計知識

G検定の段階では、深追いしすぎないことも大切です。学習ガイドの各項目にある「G検定で問われる深さ」で、どこまで覚えれば足りるかを確かめられます。E資格まで見据えるなら、G検定に合格したあとで数式や実装を深めるほうが、時間の使い方として無理がありません。

まずはG検定の範囲でどこが弱いかを確かめるところから始めます。問題演習は分野ごとに解けて、すべての選択肢に解説がついています。全体の位置を先に知りたい場合は、実力診断で分野ごとの正答率を確かめてください。

次にやること

読んだら、実際に解いてみるのがいちばんの確認です。全問オリジナルで、すべての選択肢に解説がついています。

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 公開日:2026年10月31日 最終更新日:2026年11月1日 最終確認日:2026年10月31日 (2026年10月31日時点の情報にもとづく)

試験の日程や受験料は変わることがあります。最新の情報はJDLAの公式サイトで確認してください。誤りを報告・改訂履歴

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