世の中で「AI」と呼ばれる製品や技術を、その仕組みによって4つのレベル(レベル1:単純な制御プログラム、レベル2:古典的な人工知能、レベル3:機械学習を取り入れた人工知能、レベル4:ディープラーニングを取り入れた人工知能)に分ける整理がある。ある家電メーカーの製品をこの整理にあてはめた例として、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 D
この問題の論点:人工知能の4つのレベル
ポイント
4つのレベルは、ふるまいを決める仕組みで区別します。レベル3と4の境目は、特徴量を人が設計するか、データから学習するかです。
選択肢ごとの解説
- A
不適切
決めた条件で動作を切り替えるだけの仕組みは、レベル1の単純な制御プログラムです。レベルは宣伝の文句ではなく、ふるまいを決める仕組みで判断します。「AI搭載」をうたう家電には、このレベルのものも含まれます。
- B
不適切
データから判断のしかたを学習する点は、レベル3以上に共通する特徴です。ただし、曜日や洗濯物の量など、注目する特徴量を人が設計しているなら、レベル3の機械学習を取り入れた人工知能に当たります。
- C
不適切
知識ベースのルールで推論し、多様な入力に応じて答えを変えるシステムは、レベル2の古典的な人工知能です。学習機能がなくても、条件で動作を切り替えるだけのレベル1とは区別されます。
- D
適切 正解
レベル4の特徴は、判断に使う特徴量そのものをデータから学習することです。画像のどの形や模様に注目するかを人が設計せず、ディープラーニングで自動的に獲得する仕組みがこれに当たります。
試験での狙われ方
製品の具体例を示してどのレベルに当たるかを判断させる形や、レベル3と4の違いを問う形で出題されやすい論点です。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目1 人工知能の定義)
- 松尾豊『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』(KADOKAWA、2015年)