AI用語集・ディープラーニングの応用例

基盤モデルとは

きばんもでるfoundation model

別名:ファウンデーションモデル

  • シラバス 技術32
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題2問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

基盤モデルとは、大規模で幅広いデータで事前学習され、ファインチューニングなどによって多様な下流タスクに適応できるモデルのことです。

くわしく

基盤モデル(foundation model)は、2021年にスタンフォード大学の研究者らが、報告書「On the Opportunities and Risks of Foundation Models」で提唱した呼び方です。大規模で幅広いデータで学習し、多様な下流タスクに適応できるモデルを指します。

2つの特徴

  • 大規模な事前学習:多くは、ラベルのない大量のデータを使った自己教師あり学習で、汎用的な知識や表現を身につけます。
  • 多様なタスクへの適応:ファインチューニングやプロンプトの工夫によって、翻訳、要約、質問応答、画像の分類など、1つのモデルを多くの用途に使い回せます。

従来は、タスクごとに個別のモデルを学習するのが一般的でした。基盤モデルでは、共通の土台を1つ作り、その上に用途ごとの調整を重ねます。

新しい性質とリスク

規模を大きくすると、小さなモデルでは見られなかった能力が現れることがあります。これを創発と呼びます。一方で、多くのアプリケーションが同じ基盤モデルに頼るようになります(均質化)。そのため、基盤モデルにある偏りや欠陥、セキュリティ上の弱点が、派生したすべてのモデルに引き継がれるおそれがあります。報告書は、この「土台として重要だが不完全」という性質を、名前に込めたと説明しています。

似た用語との関係

基盤モデルは、事前学習済みモデルのうち、特に大規模で汎用性が高いものと考えるとわかりやすくなります。大規模言語モデル(LLM)は、文章を扱う基盤モデルの代表です。画像と文章を同時に扱うCLIPのような、マルチモーダルなモデルも含まれます。

覚え方

「1つの土台に、多くの家を建てる」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

大規模なデータでの事前学習と多様なタスクへの適応という定義、大規模言語モデルやCLIPなどの具体例、偏りや欠陥が派生モデルに引き継がれるリスクが問われます。

混同しやすい用語

用語意味
基盤モデルこのページの用語大規模で幅広いデータで事前学習され、ファインチューニングなどによって多様な下流タスクに適応できるモデル
事前学習済みモデル大規模なデータで汎用的な特徴をあらかじめ学習させ、別のタスクの出発点として再利用できるようにしたモデル
大規模言語モデルTransformerを用いて膨大な量の文章を学習した、パラメータ数がきわめて多い言語モデル

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. 基盤モデルという呼び方は、2021年にスタンフォード大学の研究者らが発表した報告書で提唱された。

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    答え ◯ 正しい

    報告書は、BERT、DALL-E、GPT-3などを例に挙げました。多くの応用の土台となる一方で、不完全さも併せもつことを強調するための名前だと説明しています。

  2. 基盤モデルは、文章だけを扱う大規模言語モデルを指す言葉であり、画像や音声を扱うモデルは含まれない。

    答えを見る

    答え × 誤り

    基盤モデルは、扱うデータの種類を限定しない呼び方です。画像と文章を扱うCLIPや、画像を生成するDALL-Eなども例に挙げられます。

  3. 多くのアプリケーションが同じ基盤モデルを利用すると、その基盤モデルの偏りや欠陥が、派生したモデルやサービスにまとめて引き継がれるおそれがある。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    報告書は、多くのモデルが同じ基盤に集約される均質化の利点と危うさを指摘しています。基盤の欠陥は、適応したすべてのモデルに影響します。

この用語の練習問題

2問
  1. #0324生成AIと従来型モデルの違い難易度 標準・単一選択未回答
  2. #0080マルチモーダルのタスクとモデル難易度 基礎・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術32

法令・ガイドライン等は2026年10月30日時点の内容にもとづきます。

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