AI用語集・ディープラーニングの応用例

自己教師あり学習とは

じこきょうしありがくしゅうself-supervised learning

別名:自己教師付き学習

  • シラバス 技術31
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題3問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

自己教師あり学習とは、データの一部を隠して当てさせるなど、データ自身から自動で作った正解を使って学習し、人手のラベルなしで有用な表現を得る手法のことです。

くわしく

自己教師あり学習(self-supervised learning)は、ラベルの付いていない大量のデータから、データ自身を手がかりに「問題と正解」を自動で作って学習する方法です。人手でラベルを付ける手間をかけずに、大規模な事前学習ができます。

正解をデータから作る

たとえば文章なら、一部の単語を隠し、前後の文脈からその単語を当てさせます。正解は隠す前の文章にあるので、人がラベルを付ける必要はありません。BERTのMasked Language Modelがこの例です。GPT系の言語モデルが行う「次の単語の予測」も、文章そのものが正解になるため、自己教師あり学習に含まれます。

画像では、画像の一部を隠して復元させる方法があります。また、1枚の画像から切り抜きや色の変更で2枚の画像を作り、それらの表現を近づけ、ほかの画像の表現とは遠ざける対照学習もあります。SimCLR(2020年)が代表例です。

目的はその先のタスク

このとき解かせる穴埋めなどの問題を、プレテキストタスク(口実タスク)と呼びます。プレテキストタスクの成績そのものは目的ではありません。解く過程でデータの構造をとらえた表現を身につけさせ、そのモデルを分類などの下流タスクに生かすことが目的です。少量のラベル付きデータでファインチューニングするだけで、高い性能を得やすくなります。

似た用語との違い

正解ラベルを人が用意しない点から、教師なし学習の一種として説明されることもあります。ただし、学習の形は「入力から正解を予測する」教師あり学習と同じです。少量のラベル付きデータと大量のラベルなしデータを組み合わせて学習する半教師あり学習とは区別します。

覚え方

「先生(正解)は、データの中にいる」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

人手のラベルを使わずに正解を自動で作る仕組み、BERTの穴埋めや対照学習などの具体例、事前学習としての位置づけ、教師なし学習や半教師あり学習との違いが問われます。

混同しやすい用語

用語意味
自己教師あり学習このページの用語データの一部を隠して当てさせるなど、データ自身から自動で作った正解を使って学習し、人手のラベルなしで有用な表現を得る手法
半教師あり学習少量のラベル付きデータと大量のラベルなしデータを組み合わせて、モデルを学習する手法

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. BERTが事前学習で行う、文中の一部の単語を隠して元の単語を当てるタスクは、自己教師あり学習の一例である。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    正解は隠す前の文章そのものにあるため、人手でラベルを付ける必要がありません。

  2. 自己教師あり学習で解かせる穴埋めなどのプレテキストタスクは、その正答率を高めること自体が最終的な目的である。

    答えを見る

    答え × 誤り

    プレテキストタスクは表現を学ぶための手段です。得られたモデルを、分類などの下流タスクへファインチューニングなどで生かすことが目的です。

  3. SimCLRのような対照学習では、同じ画像から別々のデータ拡張で作った2枚の画像の表現を近づけ、ほかの画像の表現とは遠ざけるように学習する。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    どの2枚が同じ画像から作られたかは自動でわかるため、ラベルなしで学習できます。どのデータ拡張を組み合わせるかが性能を大きく左右します。

この用語の練習問題

3問
  1. #0078事前学習に関わる学習の枠組み難易度 基礎・単一選択未回答
  2. #0428自己教師あり学習の事前タスク難易度 標準・単一選択未回答
  3. #0442タスクに応じたコーパスの種類難易度 基礎・組合せ未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術31

誤りを報告

表示設定

テーマ
文字の大きさ
問題演習