ある損害保険会社が、AIを導入する候補として、事故写真からの損傷の程度の判定、問い合わせメールへの返信文の作成、契約者の解約の予測などの業務を検討している。生成AIの特徴をふまえた説明として、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 B
この問題の論点:生成AIの活用場面
ポイント
生成AIは文章や画像などの新しいコンテンツを作り出すAIです。分類や予測は従来の機械学習でも担え、生成AIの出力は人が確認して使います。
選択肢ごとの解説
- A
不適切
写真を決まったカテゴリに振り分ける業務は画像分類で、識別モデルが担う典型的な仕事です。生成AIかどうかは、入力が画像かどうかではなく、文章や画像などの新しいコンテンツを出力として作り出すかどうかで決まります。
- B
適切 正解
問い合わせの内容に合わせて新しい文章を作る業務は、生成AIが得意とする分野です。出力には事実と異なる内容が含まれることがあるため、担当者が確認してから顧客に送る運用が適切です。
- C
不適切
解約の予測は、過去のデータから「解約する・しない」を判定する分類の問題です。ロジスティック回帰や決定木などの従来の機械学習で扱えます。将来についての予測であることは、生成AIを使う理由になりません。
- D
不適切
文章を作る生成AIは、学習したデータの傾向をもとに、続きとしてもっともらしい語を確率にもとづいて選び、文章を組み立てます。原文を検索して返すわけではないため、事実と異なる内容(ハルシネーション)が混ざることがあります。
試験での狙われ方
業務の事例を並べ、生成AIが向く業務と、従来の分類・予測のAIで足りる業務を見分けさせる形が考えられます。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目6 ディープラーニング)
- 総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」(2026年3月31日) (第1部「AIとは」(関連する用語:生成AI))