チューリングテストと、ジョン・サールが1980年に示した「中国語の部屋」の思考実験に関する説明として、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 A
この問題の論点:チューリングテストと中国語の部屋
ポイント
チューリングテストは外から見た会話の振る舞いで知能を判定します。中国語の部屋は、振る舞いだけでは意味の理解を示せないと批判しました。
選択肢ごとの解説
- A
適切 正解
部屋の中の人は中国語を知らないまま、規則書に従って記号を組み合わせて返答します。外からは理解しているように見えても、記号の操作だけでは意味の理解に足りない、というのがサールの主張です。
- B
不適切
サールは、プログラムの実行で心や理解が生まれるとする立場を「強いAI」、コンピュータを知能の研究に役立つ道具とみなす立場を「弱いAI」と呼びました。中国語の部屋は強いAIへの反論です。
- C
不適切
チューリングテストは、アラン・チューリングが1950年の論文で提案したテストです。判定者は文字による会話だけで相手が人間か機械かを見分けようとし、内部の仕組みは問いません。
- D
不適切
ローブナーコンテストは、チューリングテストの形式で会話プログラムの人間らしさを競う大会で、1991年から開催されました。プログラムが内部で意味を理解しているかは審査の対象外です。
試験での狙われ方
チューリングテスト、中国語の部屋、強いAIと弱いAIを組み合わせ、どの主張がどの立場に当たるかを区別させる形で問われやすい論点です。