1956年に米国で開かれたダートマス会議に関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 B
この問題の論点:ダートマス会議の内容
ポイント
ダートマス会議は、人工知能が研究分野として名前と目標を得た出発点とされます。誤差逆伝播法などの学習手法が広まったのは、ずっと後のことです。
選択肢ごとの解説
- A
適切
1955年8月にまとめられた会議の提案書の題名に、この言葉が使われました。名付け親はジョン・マッカーシーとされ、会議は人工知能が研究分野として歩み始めた出発点と位置づけられています。
- B
不適切 正解
提案書には神経回路網も研究テーマの1つに挙がっていましたが、多層のネットワークを誤差逆伝播法で学習させる方法が広く知られたのは、1986年のラメルハートらの論文以降です。第1次AIブームの中心は探索と推論でした。
- C
適切
提案者は、マッカーシー、ミンスキー、ナサニエル・ロチェスター、シャノンの4人です。会議には、定理を自動で証明するプログラム「ロジック・セオリスト」を開発したニューウェルとサイモンも参加しました。
- D
適切
提案書はこの推測にもとづき、言語の使用、抽象化や概念の形成、自己改良などを機械で実現する研究を、夏の2か月間に進めることを掲げました。
試験での狙われ方
開催年(1956年)、提案者、「人工知能」という言葉の由来を、後の時代の出来事と入れ替えて問う形が典型です。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目2 人工知能分野で議論される問題)
- McCarthy, Minsky, Rochester, Shannon, A Proposal for the Dartmouth Summer Research Project on Artificial Intelligence, August 31, 1955 (AI Magazine 27(4), 2006)
- Rumelhart, Hinton, Williams, Learning representations by back-propagating errors, Nature 323 (1986)