選挙期間中にSNSで広がった次の情報のうち、総務省の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」のとりまとめでいう「誤情報」に当たるものとして、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 A
この問題の論点:偽情報と誤情報の区別
ポイント
偽情報と誤情報はどちらも誤りを含む情報で、誤認させる意図があるかどうかで区別します。善意の拡散も社会を混乱させます。
選択肢ごとの解説
- A
適切 正解
誤りを含む内容を、本人は正しいと信じ、誤認させる意図なく発信しています。とりまとめはこれを誤情報(mis-information)と呼びます。善意の拡散でも、投票の妨げなど民主的な手続きに影響します。
- B
不適切
事実でない内容を、事実だと誤認させる意図をもって発信しているので偽情報(dis-information)です。生成AIによるディープフェイクは、選挙で有権者の判断をゆがめる手段になり得ます。
- C
不適切
公開された内容は事実なので、誤りを含む情報を指す偽情報・誤情報のどちらにも当たりません。とりまとめは、事実に基づき人や組織に害を与える目的で使われる情報(mal-information)を別に挙げています。
- D
不適切
数字そのものに誤りはなく、条件を省いた切り取りで誤解を招く情報です。とりまとめは、誤りを含まないが文脈上誤解を招く(ミスリーディングな)情報を、偽・誤情報とは別に扱っています。
試験での狙われ方
フェイクニュースの事例を示し、偽情報と誤情報を見分けさせたり、フィルターバブルなどの情報環境の問題と区別させたりする形が考えられます。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (法律・倫理分野 項目14 民主主義)
- 総務省「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会 とりまとめ」(2024年9月) (第1章Ⅱ1.(1)偽・誤情報等の流通・拡散(脚注41・42)、第7章Ⅰ1.(脚注138))
- 総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」(2026年3月31日) (第2部C「共通の指針」1)人間中心 ③偽情報等への対策)