ある空港が、手荷物のX線画像から危険物を検知するAIを導入した。危険物が入っていることを陽性とするとき、判定の結果と用語の対応として、最も不適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 C
この問題の論点:偽陽性と偽陰性の見分け
ポイント
用語の後半の「陽性・陰性」は予測の内容、前半の「真・偽」は予測の当否を表します。危険物の見逃しは偽陰性です。
選択肢ごとの解説
- A
適切
実際に陽性で、予測も陽性なので真陽性(TP)です。用語の「真・偽」は予測が当たったかどうか、「陽性・陰性」はAIの予測の内容を表します。
- B
適切
実際は陰性なのに陽性と予測した誤りなので、偽陽性(FP)です。不要な開封検査が増えるなど、現場の手間につながる誤りです。
- C
不適切 正解
実際は陽性なのに陰性と予測した誤りは、偽陰性(FN)です。危険物の見逃しに当たり、この業務で最も避けたい誤りです。偽陰性を減らしたいときは再現率を重視します。
- D
適切
実際に陰性で、予測も陰性なので真陰性(TN)です。危険物のない手荷物を、正しく通過させた場合に当たります。
補足
混同行列では、実際の陽性・陰性と予測の陽性・陰性の組み合わせで4つのマスができます。見逃し(偽陰性)と誤検知(偽陽性)のどちらを重く見るかは業務によって異なり、それに応じて再現率と適合率のどちらを重視するかが決まります。
試験での狙われ方
検査や検知の場面を示し、見逃しと誤検知がそれぞれ偽陰性と偽陽性のどちらに当たるかを問う形が考えられます。