ある通信会社は、CRISP-DMに沿って契約者の解約を予測するモデルを開発している。CRISP-DMの「モデリング」フェーズと「評価」フェーズに関する説明として、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 A
この問題の論点:CRISP-DMのモデリングと評価
ポイント
CRISP-DMでは、モデリングで技術的な出来を確かめたあと、評価フェーズでビジネス上の成功基準を満たすかを判断します。
選択肢ごとの解説
- A
適切 正解
CRISP-DMの評価フェーズは、モデリングで技術的な基準を満たしたモデルについて、プロジェクトの初めに決めたビジネス上の成功基準に照らして結果を見直す段階です。判断には意思決定者も加わり、展開に進むか、前のフェーズに戻るかを決めます。
- B
不適切
欠損値の補完や特徴量の作成は「データの準備」フェーズの作業です。評価で結果が不十分とわかれば前のフェーズに戻って直しますが、評価フェーズ自体の役割はビジネスの観点からの判断です。
- C
不適切
評価フェーズは展開の前に置かれています。本番でのモニタリングと保守の計画は、最後の「展開」フェーズで立てる作業です。運用中の監視を独立したフェーズとして扱うのはCRISP-MLです。
- D
不適切
データの件数や分布を調べて品質を確かめるのは「データの理解」フェーズの作業です。モデリングでは手法を選び、テストの設計を決めてモデルを作り、その出来を技術的に評価します。
試験での狙われ方
CRISP-DMの各フェーズで行う作業を入れ替えた選択肢で、フェーズごとの役割の違いを確かめる形で問われやすい論点です。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目35 AIプロジェクトの進め方)
- IBM SPSS Modeler CRISP-DM Guide (Chapter 5. Modeling / Chapter 6. Evaluation / Chapter 7. Deployment)