次の(ア)(イ)の取り組みを表す用語の組み合わせとして、最も適切なものを1つ選べ。(ア)保険会社が、AIによる書類審査の導入にあわせ、申込みの受付から支払いまでの業務の流れと各部署の役割を根本から設計し直した。(イ)自社にない画像認識技術を取り入れるため、大学の研究室や異業種のスタートアップと共同で開発し、成果を互いの事業に生かした。
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解説
正解 A
この問題の論点:BPRとオープン・イノベーション
ポイント
BPRは、今の業務をそのまま自動化するのではなく、業務プロセスを根本から再設計する取り組みです。RPAのように今ある手順を自動化する手法とは区別します。
選択肢ごとの解説
- A
適切 正解
(ア)は業務プロセスを根本から見直して再設計するBPRです。(イ)は社外の知識や技術を取り入れて新しい価値を生むオープン・イノベーションで、大学との産学連携や異業種の企業との連携は、その代表的な形です。
- B
不適切
(ア)のBPRは当てはまります。しかし、クローズド・イノベーションは研究開発を自社の中だけで完結させる考え方で、大学やスタートアップと共同で開発する(イ)とは逆です。
- C
不適切
(イ)のオープン・イノベーションは当てはまります。しかし、RPAは人がパソコンで行う定型作業をソフトウェアのロボットに代行させる手法で、業務の流れそのものは変えません。流れと役割を作り直した(ア)はBPRです。
- D
不適切
RPAは今ある手順のまま定型作業を自動化する手法で、クローズド・イノベーションは研究開発を自社の中で完結させる考え方です。どちらも(ア)(イ)の取り組みには当てはまりません。
試験での狙われ方
企業の取り組みの事例を示し、BPRやオープン・イノベーション、産学連携などの用語と結び付けさせる形が多い論点です。