初期のAI研究で開発された、行動計画を立てるSTRIPSと、自然言語で対話するSHRDLUに関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 D
この問題の論点:STRIPSとSHRDLUの役割と限界
ポイント
STRIPSとSHRDLUは限られた世界では計画や対話がうまく働くことを示しましたが、現実の複雑な問題には広げられませんでした。
選択肢ごとの解説
- A
適切
STRIPSはプランニング(自動計画)の手法です。行動ごとに前提条件、追加される事実、削除される事実を記述し、目標に至る行動の手順を探します。この記述方法は、のちの計画言語の土台になりました。
- B
適切
STRIPSは1971年にSRIのファイクスとニルソンが発表しました。部屋の間を移動して箱を押すロボットShakeyの行動計画に使われ、プランニングを現実の行動と結びつけた例です。
- C
適切
SHRDLUは1970年前後にMITのウィノグラードが開発しました。積み木の世界について英語で指示や質問を受け、必要な手順を計画して積み木を動かしたり、質問に答えたりしました。
- D
不適切 正解
SHRDLUがうまく動いたのは、扱う物や言葉が限られた積み木の世界だったからです。現実世界は常識や例外が膨大で、そのまま広げることはできませんでした。こうした限られた問題はトイ・プロブレムと呼ばれます。
試験での狙われ方
STRIPS(プランニング)とSHRDLU(積み木の世界での対話)の説明を入れ替えた選択肢や、トイ・プロブレムの限界と結びつけた形で問われます。