ECサイトの商品推薦に用いる協調フィルタリングとコンテンツベースフィルタリングを比べた説明として、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 A
この問題の論点:協調とコンテンツベースの特性
ポイント
協調フィルタリングはほかのユーザーの履歴を手がかりにするため商品の属性情報が不要で、本人の過去の好みと異なる商品も推薦できます。
選択肢ごとの解説
- A
適切 正解
協調フィルタリングは、好みの似たほかのユーザーの購買履歴を手がかりにします。商品の説明文や分類がなくても推薦でき、本人が触れたことのない種類の商品が候補に上がることもあります。
- B
不適切
これは協調フィルタリングの説明です。コンテンツベースフィルタリングは、商品のカテゴリや説明文などの属性を、本人が過去に好んだ商品の属性と照らし合わせて推薦します。
- C
不適切
商品の属性はわかっていても、新規ユーザーの好みを表す情報がなければ、どの属性の商品を薦めればよいか決まりません。新規ユーザーのコールドスタート問題は、協調フィルタリングと共通の課題です。
- D
不適切
本人が過去に好んだ商品と似た属性のものを探すため、推薦は似た商品に偏りやすく、異なる分野の商品は出にくい方式です。この偏りは過度の特化(overspecialization)と呼ばれ、多様性を補う工夫が要ります。
補足
実際のサービスでは、2つの方式を組み合わせたハイブリッド型の推薦で、互いの弱点を補うことが多くあります。新規ユーザーには、登録時に好みのジャンルを尋ねたり、まず人気の商品を示したりして、履歴がたまるまでの間を補う方法もとられます。
試験での狙われ方
2つの方式が使う情報の違いから、コールドスタート問題や推薦の偏りがどちらに起きるかを見分けさせる形が考えられます。