Mini-Max法は、ゲームの探索木を先読みし、自分の手番では評価値が最大になる手を、相手の手番では評価値が最小になる手を選ぶと考えて、指す手を決める方法である。Mini-Max法の前提や使い方に関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 D
この問題の論点:Mini-Max法の前提と適用範囲
ポイント
Mini-Max法は、2人が交互に指し偶然の要素がないゲームで、相手も最善を尽くすと仮定して、最悪の場合に最も有利な手を選ぶ方法です。
選択肢ごとの解説
- A
適切
Mini-Max法は、2人で対戦するゼロ和のゲームを想定します。自分にとっての評価値を、自分は最大化し、相手は最小化しようとするという見方で、手番ごとに最大と最小を入れ替えます。
- B
適切
将棋やチェスは終局まで読み切れないため、一定の深さで先読みを打ち切り、局面の有利さを評価関数で数値にします。この考え方は、1950年のシャノンによるチェスの論文で示されました。
- C
適切
Mini-Max法は、最悪の場合でも確保できる評価値が最大になる手を選びます。相手が最善を尽くしても損が小さい手を選ぶ、安全側の考え方です。
- D
不適切 正解
サイコロのような偶然の要素があると、相手の手だけでなく目の出方でも局面が変わります。基本の形のままでは扱えず、目の確率を使って評価値の期待値をとるなどの拡張が必要です。
試験での狙われ方
Mini-Max法は、αβ法と組み合わせた形や評価値の計算でも問われます。どの手番で最大を選び、どの手番で最小を選ぶかを取り違えないことが大切です。