G検定 練習問題 #0077・転移学習・ファインチューニング

少量データでの事前学習済みモデル活用

ディープラーニングの応用例 › 転移学習・ファインチューニング 単一選択 難易度 基礎

ある部品メーカーが、製品の画像を「良品」「傷あり」「欠けあり」の3クラスに分類するモデルを作りたい。ラベル付きの画像は各クラス数百枚しかない。ImageNetで事前学習済みのCNNを活用する方法として、最も適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 D

この問題の論点:少量データでの事前学習済みモデル活用

ポイント

データが少ないときは、事前学習済みモデルの汎用的な特徴を生かし、出力層を付け替えて新しいタスクに合わせて学習します。

選択肢ごとの解説

  1. A

    不適切

    深いCNNをランダムな初期値から各クラス数百枚の画像だけで学習すると、パラメータ数に比べてデータが少なく、過学習を起こしやすくなります。事前学習済みモデルがもつ知識も生かせません。

  2. B

    不適切

    ImageNetのクラスは動物や乗り物などの一般的な物体で、部品の傷や欠けを区別するクラスは含まれません。出力層を新しいタスクのクラス数に合わせて付け替え、自社データで学習する必要があります。

  3. C

    不適切

    大きな学習率で全層を学習し直すと、事前学習で得た有用な重みが大きく書き換わり、その知識が失われやすくなります。ファインチューニングでは、事前学習の知識を保つため小さな学習率を使うのが一般的です。

  4. D

    適切 正解

    事前学習済みモデルの浅い層は、エッジや質感など多くの画像に共通する特徴を捉えています。この特徴を生かして出力層付近だけを学習する転移学習や、全体を小さな学習率で調整するファインチューニングを使うと、少量のデータでも精度を上げやすくなります。

試験での狙われ方

転移学習とファインチューニングの違い(どの層を学習するか)や、少量データの場面での使いどころを問う形が典型です。

参考

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