G検定 練習問題 #0429・転移学習・ファインチューニング

疑似ラベルによる半教師あり学習

ディープラーニングの応用例 › 転移学習・ファインチューニング 単一選択 難易度 応用

ある農業機械メーカーが、葉の画像から作物の病害を判定するモデルを作っている。専門家がラベルを付けた画像は2,000枚、ラベルのない画像は10万枚ある。ラベルのない画像も生かすため、疑似ラベルを用いた半教師あり学習を行う。その進め方として、最も適切なものを1つ選べ。

正解と解説を見る

解説

正解 A

この問題の論点:疑似ラベルによる半教師あり学習

ポイント

疑似ラベルでは、確信度の高い予測だけをラベルとして使うことで、誤ったラベルが誤りを強める確証バイアスを抑えます。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切 正解

    疑似ラベルの基本的な手順です。確信度の高い予測に絞ることで、誤ったラベルが混ざる割合を抑えます。再学習したモデルで疑似ラベルを付け直し、これを繰り返すこともあります。

  2. B

    不適切

    誤った疑似ラベルで再学習すると、モデルは自分の誤りをさらに強く学び、誤りが固定されていきます(確証バイアス)。誤りが打ち消し合う保証はないため、確信度で絞るなどの工夫が必要です。

  3. C

    不適切

    疑似ラベルはモデル自身の予測なので、それを正解として評価すると性能を過大に見積もります。評価には、専門家が正しいラベルを付けた、学習に使っていないデータを使います。

  4. D

    不適切

    確信度の低い予測は誤りを含みやすく、それを正解として再学習すると誤りを強めてしまいます。確信度の低いデータを優先して選ぶのは、人がラベルを付けるデータを選ぶ能動学習の考え方です。疑似ラベルでは逆に、確信度の高い予測を選びます。

試験での狙われ方

半教師あり学習の定義に加え、ラベルのないデータをどう使うか、何に注意するかを業務の場面で問う形が考えられます。

表示設定

テーマ
文字の大きさ
問題演習