G検定 練習問題 #0396・データ拡張

撮影条件に合う変換の選択

ディープラーニングの要素技術 › データ拡張 組合せ 難易度 基礎

ある建設会社が、現場で撮影した写真から重機の種類を分類するモデルを作る。運用中の写真には次の変化が見られる。(ア)夕方や屋内で撮影され、写真全体が暗く写る。(イ)砂ぼこりや霧のため、明るい部分と暗い部分の差が小さく、重機の輪郭がはっきりしない。(ウ)撮影者によって構図が異なり、重機の一部が写真の端で切れて写る。それぞれの変化に備えて学習時に加えるデータ拡張の組み合わせとして、最も適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 A

この問題の論点:撮影条件に合う変換の選択

ポイント

全体の暗さにはBrightness、明暗差の小ささにはContrast、端で切れる構図にはCropと、運用時に起こる変化に合わせて変換を選ぶことが大切です。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切 正解

    (ア)の全体の暗さには明るさを変えるBrightness、(イ)の明暗差の小ささには明暗の差を変えるContrastが合います。(ウ)は、画像の一部を切り出すCropで、端で切れた重機の画像を作って備えます。

  2. B

    不適切

    (ア)と(イ)が逆です。Brightnessは画像全体の明るさを上げ下げし、Contrastは明るい部分と暗い部分の差を広げたり縮めたりします。全体が暗いだけなら、変えるのは明るさです。

  3. C

    不適切

    (ア)(イ)は合っています。しかし、Random Flipは画像を反転するだけで、重機の一部が端で切れた状態は作れません。切れて写る変化に備えるには、画像の一部を切り出すCropを使います。

  4. D

    不適切

    (ア)と(イ)が逆で、(ウ)も合いません。霧などで明暗差が小さい写真に近づけるのは、Contrastを下げる変換です。端で切れて写る変化には、反転ではなくCropで備えます。

試験での狙われ方

撮影条件や運用環境の変化を示し、それに合う変換を選ばせる形が考えられます。BrightnessとContrastの違いは取り違えやすい点です。

参考

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