G検定 練習問題 #0389・Attention

クエリ・キー・バリューの作り方

ディープラーニングの要素技術 › Attention 単一選択 難易度 基礎

TransformerのSelf-Attentionで使うクエリ・キー・バリューに関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 D

この問題の論点:クエリ・キー・バリューの作り方

ポイント

Self-Attentionのクエリ・キー・バリューは、同じ入力に別々の学習可能な重み行列を掛けて作ります。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切

    Self-Attentionでは、3つとも同じ系列から作ります。ただし掛ける重み行列は別々なので、同じトークンからでも役割の違う3種類のベクトルが得られます。

  2. B

    適切

    重み行列は学習で決まります。どのような観点で関連度を測り、どのような情報を集めるかを、人が決めるのではなくデータから獲得できます。

  3. C

    適切

    Self-Attentionは、自分を含む系列内のすべての位置との関連度を計算します。デコーダのマスク付きSelf-Attentionでも、隠すのは後ろの位置だけで、自分自身は参照できます。

  4. D

    不適切 正解

    Transformerでは、キーとバリューを別々の重み行列で作ります。関連度を測るための表現(キー)と、出力に渡す中身(バリュー)を分けて学習できることが利点です。

補足

Bahdanauらの2014年のAttention付き翻訳モデルでは、エンコーダの同じ隠れ状態を、関連度の計算と加重和の両方に使っていました。Transformerはこれを別々の重み行列で分け、さらにヘッドごとに異なる重み行列を持たせています。

試験での狙われ方

クエリ・キー・バリューの役割の違い(関連度を測るものか、集める中身か)を区別させる形が考えられます。

参考

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