G検定 練習問題 #0350・ニューラルネットワークとディープラーニング

万能近似定理と深さの意義

ディープラーニングの概要 › ニューラルネットワークとディープラーニング 単一選択 難易度 応用

隠れ層を持つニューラルネットワークの表現力と、層を深くすることの意味に関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 D

この問題の論点:万能近似定理と深さの意義

ポイント

万能近似定理は近似できる重みが存在することを示すだけで、学習で見つかることは保証しません。深くすると少ないユニットで表せる場合があります。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切

    これは万能近似定理と呼ばれ、1989年にサイベンコやホーニクらが示しました。隠れ層が1層あり、ユニット数が十分なら、表現力の面では足りることを意味します。

  2. B

    適切

    隠れ層1層で近似できても、必要なユニット数は膨大になりえます。ReLU関数のような区分線形の関数を使うネットワークでは、入力空間を分ける線形な領域の数が、深さに対して指数的に増えうることが示されています。

  3. C

    適切

    表現できる関数の幅は、ユニット数や層数で決まります。少なすぎると訓練データの傾向すら捉えきれず、訓練誤差も十分に下がりません。これは未学習と呼ばれ、過学習とは逆の状態です。

  4. D

    不適切 正解

    万能近似定理が保証するのは、近似できる重みが存在することだけです。勾配降下法がその重みを見つけられるとは限らず、見つかっても過学習で未知のデータに合わないことがあります。

試験での狙われ方

「表現できること」と「学習で得られること」を区別させる形や、浅く幅の広いネットワークと深いネットワークを比べる形が考えられます。

参考

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