G検定 練習問題 #0226・音声処理

声の高さとフォルマントの関係

ディープラーニングの応用例 › 音声処理 単一選択 難易度 応用

同じ人が母音「ア」を、高い声と低い声で続けて発音し、それぞれの音声の周波数スペクトルを比べた。2つの音声の違いに関する説明として、最も適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 A

この問題の論点:声の高さとフォルマントの関係

ポイント

声の高さを決める基本周波数と、母音を決めるフォルマントは、声帯と声道という別の仕組みで決まります。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切 正解

    声の高さ(基本周波数)は声帯の振動で決まり、共鳴の特性(スペクトル包絡)は声道の形で決まります。同じ母音なら声道の形はほぼ同じなので、フォルマントの配置も似ます。音源と声道に分けるこの見方を、ソース・フィルタモデルと呼びます。

  2. B

    不適切

    フォルマントは声道の共鳴によって生じるスペクトル包絡の山です。声帯の振動の速さとは別に、主に舌や唇の位置などの声道の形で決まります。声の高さを変えても、フォルマントは比例して動きません。

  3. C

    不適切

    倍音は基本周波数の整数倍の位置に現れるため、その間隔は基本周波数に等しくなります。高い声ほど基本周波数が大きく、倍音の間隔は広くなります。細かい櫛の形になるのは低い声のほうです。

  4. D

    不適切

    母音の種類を決めるのは基本周波数ではなく、フォルマント、特に第1・第2フォルマントの組み合わせです。高い声でも低い声でも同じ「ア」と聞き取れるのは、このためです。

試験での狙われ方

フォルマント・スペクトル包絡・基本周波数がそれぞれ何を表すかを、声の高さや母音の違いと結びつけて問う形が見られます。

参考

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