G検定 練習問題 #0190・回帰結合層

RNNの入出力の対応形式

ディープラーニングの要素技術 › 回帰結合層 組合せ 難易度 基礎

ある製造業の企業が、RNNを使う3つの業務を検討している。(ア)設備の過去24時間分のセンサー値から、故障の兆候の有無を判定する。(イ)作業音声の各フレームに、その時点の工程のラベルを付ける。(ウ)日本語の作業手順書を英語に翻訳する。入出力の形は、P:系列を入力し最後の時刻に1つ出力する、Q:系列を入力し各時刻に1つずつ出力する、R:エンコーダで系列を読み込みデコーダで別の長さの系列を出力する、の3つである。(ア)〜(ウ)に適した形の組み合わせとして、最も適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 A

この問題の論点:RNNの入出力の対応形式

ポイント

RNNは、出力を最後の時刻だけで取るか、各時刻で取るか、別の系列として生成するかで、分類・系列ラベリング・翻訳などに使い分けます。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切 正解

    (ア)は系列全体から判定を1つ出す形、(イ)は入力と同じ長さのラベル列を出す形です。(ウ)は訳文の語数や語順が原文と異なるため、エンコーダ・デコーダ型(Seq2Seq)が適しています。

  2. B

    不適切

    (ア)と(イ)が逆です。故障の兆候の判定は、系列を最後まで読んだ後に1回出せば足ります。フレームごとのラベル付けでは、各時刻にそれぞれ出力が必要です。

  3. C

    不適切

    (イ)と(ウ)が逆です。フレームごとのラベルは入力と1対1に対応するので、各時刻に出力すれば足ります。翻訳は語数や語順が言語ごとに異なるため、各時刻に1語ずつ対応させる形では扱えません。

  4. D

    不適切

    (ア)と(ウ)が逆です。(ア)の出力は判定1つなので、デコーダで系列を生成する必要はありません。(ウ)の出力は文という系列なので、最後の時刻に1つだけ出力する形では訳文を作れません。

試験での狙われ方

業務の内容から、入力と出力がそれぞれ系列か1つの値か、長さがそろうかを読み取り、適したモデルの構成を選ばせる形が考えられます。

関連用語

参考

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