G検定 練習問題 #0188・回帰結合層

BPTTの逆伝播の進め方

ディープラーニングの要素技術 › 回帰結合層 単一選択 難易度 基礎

RNNの学習に用いるBPTT(Backpropagation Through Time)に関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 D

この問題の論点:BPTTの逆伝播の進め方

ポイント

BPTTでは誤差を最後の時刻から1時刻ずつ順にさかのぼって求めるため、時刻方向に並列化できず、長い系列ほど学習に時間がかかります。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切

    BPTTでは、各時刻の計算を1つの層とみなして時間方向に展開し、通常の誤差逆伝播法を適用します。重みは全時刻で共通なので、各時刻で求めた勾配を足し合わせ、その和で1組の重みを更新します。

  2. B

    適切

    誤差が1時刻さかのぼるたびに、同じ回帰の重みと活性化関数の微分が掛かります。掛かる値が1を下回り続ければ勾配は指数的に小さくなり、上回り続ければ指数的に大きくなります。

  3. C

    適切

    各時刻の勾配を求めるには、その時刻の隠れ状態などの値が必要です。系列の長さに比例してメモリが増えるため、一定の時刻数で逆伝播を打ち切るTruncated BPTTがよく使われます。

  4. D

    不適切 正解

    ある時刻の隠れ状態に対する誤差には、次の時刻から戻ってきた誤差が含まれます。そのため最後の時刻から1時刻ずつ順にさかのぼるしかなく、時刻方向には並列化できません。順伝播も同じで、Transformerと比べたRNNの弱点です。

試験での狙われ方

BPTTについては、展開の考え方、時刻を順にさかのぼる計算、長い系列での勾配の問題やメモリの増加を組み合わせて、正誤を判定させる形が考えられます。

参考

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