AI用語集・ディープラーニングの概要

Leaky ReLU関数とは

リーキーレルかんすうleaky rectified linear unit略語 Leaky ReLU

別名:Leaky ReLU、LReLU

  • シラバス 技術12
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題2問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

Leaky ReLU関数とは、入力が正ならそのまま出力し、0以下なら0.01倍などの小さな傾きを掛けた値を出力する活性化関数のことです。

くわしく

Leaky ReLU関数は、ReLU関数の弱点を補うために考えられた活性化関数です。leakyは「漏れのある」という意味で、入力が負のときにも、わずかな値を漏らすように出力します。

式とグラフ

式は次のとおりです。

f(x) = x(x > 0のとき)、f(x) = αx(x ≤ 0のとき)

αは0.01などの小さな正の定数です。グラフは、正の側ではReLU関数と同じ傾き1の直線、負の側ではごくゆるやかな右上がりの直線になります。たとえばα = 0.01なら、3を入力すると3、−5を入力すると−0.05が出力されます。

ReLU関数の何を補うのか

ReLU関数は、負の入力に対して出力も微分も0になります。学習の途中で、あるユニットへの入力がいつも負になると、そのユニットには勾配が流れず、重みが更新されなくなります。これをdying ReLU(死んだReLU)と呼びます。

Leaky ReLU関数は、負の側の微分が0ではなくαです。小さいながらも勾配が流れるので、ユニットが学習から完全に外れるのを防げます。正の側の微分は1なので、ReLU関数と同じく、勾配消失が起きにくい性質も保っています。

この関数は、2013年にマースらが音声認識のニューラルネットワークで使ったものです。ただし、その実験では、精度はReLU関数とほとんど変わりませんでした。常にReLU関数より優れているわけではないので、どちらを使うかは実験で確かめます。

発展形

負の側の傾きαを固定せず、ほかの重みと一緒に学習で決めるのがParametric ReLU(PReLU)です。2015年にヒーらが提案し、画像認識の精度向上に使いました。Leaky ReLU関数は、PReLUの傾きを小さな固定値にした特別な場合とみることもできます。

覚え方

「マイナス側も少しだけ漏らして、勾配を止めない」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

ReLU関数との違い(負の入力でも勾配が0にならない点)、dying ReLUへの対策という位置づけ、負の側の傾きを学習で決めるPReLUとの区別、グラフの形が問われます。

混同しやすい用語

用語意味
Leaky ReLU関数このページの用語入力が正ならそのまま出力し、0以下なら0.01倍などの小さな傾きを掛けた値を出力する活性化関数
ReLU関数入力が0より大きければその値をそのまま出力し、0以下なら0を出力する活性化関数

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. 負の側の傾きが0.01のLeaky ReLU関数に−200を入力すると、出力は−2になる。

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    答え ◯ 正しい

    負の入力には0.01を掛けるので、−200×0.01=−2です。ReLU関数なら出力は0になります。

  2. Leaky ReLU関数は、入力が正の範囲でも傾きを0.01倍に抑えるため、出力が大きくなりすぎない。

    答えを見る

    答え × 誤り

    正の範囲ではReLU関数と同じく、入力をそのまま出力します。傾きを小さくするのは負の範囲だけです。

  3. 負の側の傾きを固定せず、ほかの重みと一緒に学習で決めるようにした活性化関数を、Parametric ReLU(PReLU)という。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    PReLUは2015年に提案され、画像認識の精度向上に使われました。傾きを固定値とするLeaky ReLU関数を一般化したものです。

この用語の練習問題

2問
  1. #0037ReLU系関数とtanh関数の性質難易度 基礎・単一選択未回答
  2. #0370全結合層の重みの初期化難易度 標準・単一選択未回答

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術12

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